相馬バイパス
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一般国道 | |
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相馬バイパス 国道6号バイパス | |
路線延長 | 9.9 km |
開通年 | 2001年(平成13年) - 2008年(平成20年) |
起点 | 福島県相馬市程田 |
終点 | 福島県相馬郡新地町駒ケ嶺 |
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相馬バイパス(そうまバイパス)は、福島県の相馬市と相馬郡新地町とを結ぶ、全長9.9 km(キロメートル)の国道6号バイパスである。相馬市街地の迂回と相馬中核工業団地へのアクセス強化を目的としている。
概要
[編集]路線データ
[編集]- 起点 : 福島県相馬市程田
- 終点 : 福島県相馬郡新地町駒ケ嶺
- 総延長 : 9.9 km
道路諸元
[編集]- 相馬市程田 - 相馬市大曲(延長1.8 km)、相馬市光陽 - 新地町駒ヶ嶺(延長2.9 km)
- 相馬市大曲 - 相馬市光陽(延長5.2 km)
- 規格 : 第3種第1級
- 設計速度 : 80 km/h
- 道路幅員 : 暫定13.5 m(完成26.0 m)
- 車線幅員 : 3.5 m
- 車線数 : 暫定2車線(完成4車線)
歴史
[編集]- 1987年度(昭和62年度) : 事業化(2工区・3工区)[1]。
- 1990年度(平成2年度) : 用地買収着手[1]。
- 1998年度(平成10年度) : 工事着手[1]。
- 1998年度(平成10年度) : 1工区・4工区事業化[1]。
- 2001年(平成13年)11月6日 : 相馬市尾浜 - 相馬市光陽延長2.2 km(3工区)が暫定2車線で供用開始[1]。
- 2006年(平成18年)3月27日 : 相馬市大曲 - 相馬市尾浜延長3.0 km(2工区)が暫定2車線で供用開始[1]。
- 2008年(平成20年)3月2日 : 相馬市程田 - 相馬市大曲延長1.8 km(1工区)、相馬市光陽 - 新地町駒ケ嶺延長2.9 km(4工区)が供用開始し全線開通[2]。
- 2011年(平成23年)3月11日 : 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。海岸から3.7 km離れた本道まで津波が押し寄せたが、盛土構造が堤防としての役割を果たし、本道より内陸部では津波被害が大幅に軽減された[3]。
- 2017年(平成29年)4月1日 : 相馬バイパスと並行する国道6号の現道区間が国土交通省管理から福島県管理への移管に伴い、福島県道394号相馬新地線となる[4]。
路線状況
[編集]道路構造物
[編集]- 相馬東大橋(相馬市)
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- 宇多川橋
- 小泉川橋
二級河川宇多川を渡る宇多川橋と二級河川小泉川を渡る小泉川橋との総称であり、総延長は669 mである。2006年(平成18年)2月22日に公募によって命名された[7]。南詰は相馬市南飯渕字北木関無、北詰は同市本笑字中江に位置する。橋の南側、北側それぞれには川と並行する市道へのハーフインターのランプウェイが合分流している。2006年(平成18年)3月27日の延伸開通により供用が開始された。
二級河川地蔵川を渡る。南詰は駒ヶ嶺字南川尻、北詰は駒ヶ嶺字今神西に位置する。橋南側に相馬市との市町境があり、その至近に国道113号と交差する光陽北交差点があり、国道113号の地蔵川橋がすぐ西側に架けられている。
- 駒ヶ嶺大橋(新地町)
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- 全長:490.9 m
- 幅員:11.0 m
- 竣工:2007年(平成19年)[6]
JR常磐線を渡り、南詰は駒ヶ嶺字北向東、北詰は駒ヶ嶺字新林に位置する。2008年(平成20年)1月21日に公募によって命名された[9]。
地理
[編集]交差する道路
[編集]- 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り側、右側が下り側。
交差する道路 | 交差する場所 | 東京から (km) | ||
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国道6号 いわき方面 | ||||
- | 県道394号相馬新地線 相馬市街方面 | 相馬市 | 潜石 | 295.0 |
県道74号原町海老相馬線 | 国道115号(相馬南バイパス) | 大曲 | 296 | |
県道38号相馬亘理線 | 細田 | 299.5 | ||
県道272号原釜椎木線 | 光陽中央 | 301 | ||
県道389号相馬港線 | 国道113号相馬バイパス | 光陽北 | 301.7 | |
- | 県道394号相馬新地線 | 新地町 | 新林 | 304.3 |
国道6号 仙台方面 |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 『一般国道6号「相馬バイパス」の開通について』(プレスリリース)国土交通省 東北地方整備局 磐城国道事務所、2006年3月9日 。2024年10月12日閲覧。
- ^ 『一般国道6号相馬バイパス 全線開通日時のお知らせについて』(プレスリリース)国土交通省 東北地方整備局 磐城国道事務所、2008年1月31日 。2024年10月12日閲覧。
- ^ 震災伝承看板「津波被害から地域を守った〈相馬バイパス〉」 震災伝承ネットワーク協議会事務局(国土交通省東北地方整備局企画部)、2024年10月6日閲覧。
- ^ 『国道6号久之浜バイパス、相馬バイパスに並行する現道区間が平成29年4月1日に国の管理から福島県の管理になる予定です。』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所・福島県土木部道路計画課・福島県いわき建設事務所・福島県相双相双建設事務所、2017年1月6日 。2024年10月12日閲覧。
- ^ 橋梁年鑑 詳細 - 日本橋梁建設協会
- ^ a b c 平成30年度業務概要 - 国土交通省磐城国道事務所
- ^ 『一般国道6号相馬バイパス『新しい「橋」の名前』が決定しました!【相馬東大橋(そうまひがしおおはし)】です。よろしくお願いします。』(プレスリリース)国土交通省 東北地方整備局 磐城国道事務所、2006年2月24日 。2024年10月12日閲覧。
- ^ 橋梁年鑑 地蔵川橋詳細 - 日本橋梁建設協会
- ^ 『一般国道6号相馬バイパス 「新しい『橋』の名前」が決定しました!【駒ヶ嶺大橋(こまがみねおおはし)】です。よろしくお願いします。』(プレスリリース)国土交通省 東北地方整備局 磐城国道事務所、2008年1月23日 。2024年10月12日閲覧。