コンテンツにスキップ

豊橋市の地名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

豊橋市の地名(とよはししのちめい)では、豊橋市内に存在する町名・字名を一覧にして記す。

地名の変遷

[編集]

括弧内は、数字は発足年・消滅年、地名は「大字」の項のみ旧自治体名、それ以外は旧町・大字名である。

市制施行から周辺町村の編入まで

[編集]

1895年渥美郡豊橋町と豊橋村が合併したのち、1906年7月に豊橋町と2村が新設合併し改めて発足した豊橋町に8月市制が敷かれることによって豊橋市は成立した。ここでは市制当時の28町13大字を列挙する。

1926年、市内の13大字が廃止され、以下の13町に置き換わった。

1932年の周辺町村編入直前の市内には、41町が存在していた。

昭和初期の周辺町村の編入と町名設置

[編集]

1932年、市内に周辺の1町3村および石巻村大字多米が編入された。編入された町村の大字は同市の町名に継承されるかいくつかの町に分割されている[注釈 1]。ここではその編入によってできた町名などについて列挙する。なお豊橋市の成立した1906年に町村の再編成が行われ、旧宝飯郡で下地町を含む1町2村により下地町が、渥美郡で高師村・牟呂吉田村・二川町・杉山村・高豊村が、八名郡で下川村・石巻村が成立している。

旧宝飯郡下地町

高師村

牟呂吉田村

下川村

石巻村(一部)

1953年までの町名設置

[編集]

以上の町村の編入後、市内では新たな町名が次々と設置された。

1955年の周辺町村の編入とその後の町名設置

[編集]

1955年、市内に周辺の1町4村の全域と2村の各一部が編入された。編入された町村の大字は同市の町名に継承されるかいくつかの町に分割されている。ここではその編入によってできた町名などについて列挙する。なおこのうち双和村は1951年に2村の合併によって成立したものである。

3月1日編入
前芝村
二川町
高豊村
老津村
石巻村
4月1日編入

杉山村(一部)

残部は田原町(現・田原市)に編入。

双和村(一部)

残部は一宮村(現・豊川市)に編入。

1957年以降の町名設置

[編集]

以上の町村の編入後、市内では区画整理や豊橋港三河港の埋め立てにより新たな町名が次々と設置された。ここではそれらの理由により現在までに設置された町名を列挙する。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 旧下川村犬之子を除く
  2. ^ 現:豊川市院之子町

出典

[編集]

参考資料

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 吉川利明『豊橋の町名の変遷』豊橋文化協会、1976年11月20日。 
  • 豊橋百科事典編集委員会 編『豊橋百科事典』豊橋市、2006年https://adeac.jp/toyohashi-city/top/topg/jiten/jiten_0.html 
  • 豊橋市の土地区画整理事業一覧表/豊橋市

外部リンク

[編集]