香取駅
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香取駅 | |
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駅舎(2020年6月) | |
かとり Katori | |
所在地 | 千葉県香取市津宮1428 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | トリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
232人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)11月10日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■成田線 |
キロ程 |
43.6 km(佐倉起点) 千葉から59.7 km |
◄佐原 (3.6 km) (3.9 km) 水郷► | |
所属路線 | ■鹿島線 |
キロ程 |
0.0 km(香取起点) 佐原から3.6 km |
◄*(佐原) (- km) (3.0 km) 十二橋► | |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
* 全列車が成田線に直通。 |
香取駅(かとりえき)は、千葉県香取市津宮(つのみや)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れ路線
[編集]成田線を所属線としており[2]、鹿島線を加えた2路線が乗り入れている。当駅は線路名称上での鹿島線の起点駅であるが、鹿島線列車は全て成田線を通じて佐原駅へ乗入れており、一部はさらに先の成田駅・千葉駅方面へ直通する。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)11月10日:鉄道省の駅として開設[1]。旅客・貨物取扱[3]。
- 1961年(昭和36年)11月1日:貨物取扱廃止[3]。
- 1970年(昭和45年)
- 1986年(昭和61年)頃:木造駅舎が解体され有蓋車転用駅舎となる[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1][7]。
- 2007年(平成19年)12月24日:新駅舎完成[9]。
- 2009年(平成21年)3月14日:成田線でICカード「Suica」の利用が可能となる[10]。東京近郊区間に組込まれる[10][注釈 1]。
- 2020年(令和2年)3月14日:鹿島線でICカード「Suica」の利用が可能となる[11][12]。
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2代目駅舎(2003年3月)
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2代目駅舎駅ホーム側内部(2005年5月)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。以前は3番線もあったが、その後保線用施設に転用されて乗降は出来ない。ホームは嵩上げされていない。2つのホームは跨線橋で結ばれる。当駅 - 十二橋駅間に利根川橋梁がある。長大な橋梁であり強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。
成田統括センター(佐原駅)管理の無人駅。但し、成田線・鹿島線の分岐駅であるため、稀に他駅から派遣された駅員が特別改札業務を行う時がある。乗車駅証明書発行機・簡易Suica改札機が設置されている。
駅舎は香取神宮をイメージして2007年(平成19年)12月に建て替えられた。以前の駅舎は有蓋貨車を改造したものであった。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■成田線 | 下り | 笹川・松岸・銚子方面[13] | |
■鹿島線 | 潮来・鹿島神宮方面[13] | |||
■成田線 (■鹿島線含む) |
上り | 佐原・成田・東京方面[13] | ||
2 | 一部列車のみ |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 行き違いをしない列車は1番線を使用する。
- 停車列車同士の行違いは、下りは1番線、上りは2番線に入線する。
- 停車列車と通過列車が行違う場合は、2番線を停車列車が使用する。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 千葉方面着発 | 鹿島神宮方面着発 | 銚子方面着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 8両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 成田線鹿島線上下主本線 |
2 | 2 | 8両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 |
- 1線スルー構造となっており、主本線を発着する場合は通過が可能。
- 非常時には列車が当駅にて折返しを行う場合がある。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
-
改札口(2022年2月)
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駅ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]2006年(平成18年)度の1日平均乗車人員は232人である。
千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)289 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)395 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)323 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)312 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)323 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)339 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)349 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)334 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 297 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 294 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 372 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 311 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 349 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 293 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 298 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 251 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 232 | [* 17] |
駅周辺
[編集]駅名は市名の「香取」であるが、香取市の中心駅は隣の佐原駅である。北側へ約500m進むと利根川(右岸)が流れている。
- 国道356号(利根水郷ライン)
- 千葉県道253号香取津之宮線
- 津宮郵便局
- 香取市立香取中学校
- 香取市立津宮小学校
- 津宮鳥居河岸
- 津宮古墳群
- 神道山古墳群
- 久保木竹窓遺跡
- 津宮村道路元標
- 三井コレクション・ミュージアム(アーリーノリタケ磁器博物館)
- コメリハード&グリーン津宮店
- 香取神宮 - 徒歩約25分。バス等の公共交通機関は正月三が日を除いて佐原駅より運行する。
- 千葉交通「香取駅」停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、625頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 編集部「6月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第20巻第8号(通巻第240号)、電気車研究会、1970年8月1日、82頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 「通報 ●成田線久住、大戸及び香取駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年6月30日、7面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第263号」『官報』1970年6月30日。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、25頁。
- ^ 臼井茂信「ゼロの情景」および補遺。「鉄道ファン」(交友社)に1986 - 87年連載
- ^ “新駅舎完成祝い式典 JR香取駅 住民参加で安全祈願”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 16. (2007年12月25日)
- ^ a b c 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ 。2019年7月31日閲覧。
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2019年12月13日、7頁。オリジナルの2019年12月13日時点におけるアーカイブ 。2019年12月13日閲覧。
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社、2019年12月13日、5頁。オリジナルの2019年12月13日時点におけるアーカイブ 。2019年12月13日閲覧。
- ^ a b c “時刻表 香取駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。
利用状況に関する資料
[編集]- 千葉県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(香取駅):JR東日本