Bリーグオールスターゲーム
B.LEAGUE ALL-STAR GAME(ビーリーグ オールスターゲーム)は、B.LEAGUEのオールスターゲームである。
大会概要
[編集]- 主催:日本バスケットボール協会 / ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
- 特別協賛:アダストリア(2023年大会:ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME)
概略
[編集]「B.BLACK」と「B.WHITE」の2チームで対抗戦を行う。選出方法はリーグが定めたものとする。
第1回となる2017年は、B1所属選手をクラブの枠を外してドラフトなどでチーム分けをしていたが[1]、2018年はB1・B2所属に広げた上でクラブの前年度の最終順位に基づいたチーム分けになった[2]。2019年以降はB1所属のみになったが、2021年は2019-20シーズンが新型コロナウイルス感染拡大に伴い、シーズンが打ち切りになり、順位が確定できなかったため、暫定順位に基づいてチーム分けがなされた。このほか、開催地をホームとするB2所属の茨城ロボッツの選手も、リーグ推薦で選ばれた。しかし、新型コロナウイルス感染再拡大の影響により、開催地である水戸市から中止の要請を受け、開催中止となった[3]。
ヘッドコーチはB.BLACKは前年度B1優勝、B.WHITEは同準優勝クラブのヘッドコーチがそれぞれ務める。
選出方法
[編集]- ファン投票
2017年は、B1所属選手からリーグが指定したインターネットによるファン投票で12名(日本人8名、外国籍4名)を選出し、リーグが選出したヘッドコーチ2名によりドラフト形式で6名ずつ分けられた[4][1]。
2018年以降は、両チームそれぞれ5名(スターティング5)を選出。
- リーグ推薦
続いてリーグが推薦各を追加。2017年は5名。2018年以降は7名が選出される。
2021年からは「アジア特別枠選手」を1名、「加入初年度の外国籍選手」を両チーム1名ずつ、「新人賞選考対象者」を両チーム1名ずつ選出される。
- SNS投票
最後にリーグが指定したSNSを利用した投票で各1名を加えて出場選手が決まる。
指定のSNSはTwitter、Instagram、LINE(2018年より)の3種類。2020年まではFacebookも対象だった。
オールスターウィークエンド
[編集]第1回大会(2017年)前日には、韓国バスケットボールリーグ王者との対抗戦「イーストアジア・クラブチャンピオンシップ」も行われた[5]。
イーストアジアCSとオールスター本戦の2日間で、それぞれの試合前に「3Pコンテスト」、当日の試合前とハーフタイムに「ダンクコンテスト」も実施[6]。
歴代大会結果
[編集]通算成績は、B.BLACKが3勝・B.WHITEが3勝。
開催年 | 日程 | 会場 | 結果 | 観客数 | MVP | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 2017年1月15日[7] | 国立代々木競技場第一体育館[7] | B.BLACK | 117-95 | B.WHITE | 9,567人 | 富樫勇樹 (千葉) |
||
2018 | 2018年1月14日[8] | 熊本県立総合体育館[8] | B.BLACK | 111-123 | B.WHITE | 3,242人 | 小林慎太郎 (熊本) |
||
2019 | 2019年1月19日[9] | 富山市総合体育館[9][10] | B.BLACK | 130-142 | B.WHITE | 4,051人 | 大塚裕土 (富山) |
||
2020 | 2020年1月18日[11] | 北海きたえーる[11] | B.BLACK | 123-117 | B.WHITE | 5,073人 | 折茂武彦 (北海道) |
||
2021 | 2021年1月15・16日[12] | アダストリアみとアリーナ[13] | B.BLACK |
(開催中止)[14] | B.WHITE |
||||
2022 | 2022年1月14・15日[15] | 沖縄アリーナ[15] | B.BLACK |
(開催中止)[16] | B.WHITE |
||||
2023 | 2023年1月13・14日[17] | アダストリアみとアリーナ[18] | B.BLACK |
127-123 | B.WHITE |
3,146人 | 篠山竜青 (川崎) |
||
2024 | 2024年1月12日・13日・14日[19] | 沖縄アリーナ[18] | B.BLACK |
123-128 | B.WHITE |
7,357人 | 岸本隆一 (琉球) |
||
2025 | 2025年1月18日・19日[20][21] | LaLa arena TOKYO-BAY[20] | |||||||
2026 | 2026年[20] | HAPPINESS ARENA[20] |
放送
[編集]オールスターウィークエンドはバスケットLIVE(2018年まではスポナビライブ)で全日程独占生中継。オールスターゲームはJ SPORTS、Hulu、NHK BS(2023年まではBS1)でも生中継。
2018年はテレビ東京にて深夜録画中継も行われた。2019年はテレビ東京に加えて富山テレビ、沖縄テレビでも録画中継。
アンバサダー
[編集]脚注
[編集]- ^ a b コンセプト, ALL-STAR GAME 2017 公式サイト 2022年1月16日閲覧。
- ^ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2018概要発表のお知らせ ~「がんばるばい熊本 がんばるばい日本」オールスターで熊本から日本を元気に!~ ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール 2017年10月17日
- ^ “Bリーグ オールスターは一転中止決定 水戸市からの要請で”. ヤフースポーツ (2021年1月9日). 2021年1月10日閲覧。
- ^ ファン投票について, ALL-STAR GAME 2017 公式サイト 2022年1月16日閲覧。
- ^ EAST ASIA CLUB CHAMPIONSHIP, ALL-STAR GAME 2017 公式サイト 2022年1月16日閲覧。
- ^ ALL STAR WEEKENDの3Pコンテスト、ダンクコンテストの概要決定
- ^ a b 概要, ALL-STAR GAME 2017 公式サイト 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b 概要, ALL-STAR GAME 2018 IN KUMAMOTO公式サイト 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b ALL-STAR GAME 2018 IN TOYAMA, ALL-STAR GAME 2018 IN TOYAMA公式サイト 2022年1月16日閲覧。
- ^ Bリーグオールスターゲーム2019 in TOYAMAが開催されました, 富山市公式サイト, (2019-1-19) 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b 『竹内公輔、Bリーグオールスター@北海道の魅力を語る「試合が終わるとソワソワ」』(プレスリリース)バスケットカウント、2019年12月7日 。2022年1月16日閲覧。
- ^ ALL-STAR GAME 2021 IN MITO, ALL-STAR GAME 2021 IN MITO公式サイト 2022年1月16日閲覧。
- ^ 『オールスターゲーム 茨城県水戸市が開催地に決定 「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」を開催』(プレスリリース)B.LEAGUE公式サイト、2020年7月13日 。2020年7月14日閲覧。
- ^ 『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO 開催中止について』(プレスリリース)B.LEAGUE公式サイト、2021年1月9日 。2022年1月16日閲覧。
- ^ a b “Bリーグオールスター2022の概要が決定…沖縄アリーナで2日間に渡り開催!”. バスケットボールキング (2021年11月1日). 2022年1月16日閲覧。
- ^ 『「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2022 IN OKINAWA」中止のお知らせ』(プレスリリース)B.LEAGUE公式サイト、2022年1月6日 。2022年1月16日閲覧。
- ^ 水戸でのBリーグオールスターゲーム2023、開催は1月13日から2日間…投票概要なども決定, バスケットボールキング, (2022-10-31) 2023年1月14日閲覧。
- ^ a b 『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023および2024の開催地について』(プレスリリース)B.LEAGUE公式サイト、2022年1月15日 。2022年1月16日閲覧。
- ^ 『B.WHITEが激戦を制しB.BLACKに勝利!『B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA』DAY3の結果』(プレスリリース)B.LEAGUE公式サイト、2024年1月15日 。2024年1月21日閲覧。
- ^ a b c d 『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2025および2026の開催地について ~船橋市、長崎市に建設中の新アリーナでの開催が決定!~』(プレスリリース)B.LEAGUE、2023年7月11日 。2024年1月27日閲覧。
- ^ 『Bリーグのオールスター2025は2DAYS開催…ららアリーナ東京ベイで1月18日と19日に実施』(プレスリリース)B.LEAGUE公式サイト、2024年7月9日 。2024年9月25日閲覧。