佐土原駅
佐土原駅* | |
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駅舎(2023年6月) | |
さどわら Sadowara | |
◄日向新富 (6.7 km) (4.2 km) 日向住吉► | |
宮崎県宮崎市佐土原町下田島9895-1[1][2] | |
所属事業者 | |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 326.7 km(小倉起点) |
電報略号 |
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駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,136人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)9月11日[1] |
備考 | 直営駅 |
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佐土原駅 | |
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さどわら Sadowara | |
(6.0 km) 西佐土原► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 妻線 |
キロ程 | 0.0 km(佐土原起点) |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)12月1日[3] |
佐土原駅(さどわらえき)は、宮崎県宮崎市佐土原町下田島にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)日豊本線の駅である[1]。事務管コードは▲940501[4]。
かつては妻線が接続していた。また、1996年まで日本国有鉄道(国鉄)鹿児島鉄道管理局及び九州旅客鉄道鹿児島支社管轄の北端だった。
歴史
[編集]- 1920年(大正9年)9月11日:鉄道省日豊本線の広瀬駅(ひろせえき)として開業[1][5]。
- 1965年(昭和40年)7月1日:2代目となる佐土原駅に改称[6]。これに先んじて1965年6月1日に、妻線の佐土原駅(初代)が西佐土原駅に改称された[1][3]。
- 1967年(昭和42年)3月頃:駅舎改築[7]。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱廃止[6]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となる[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[6]。
- 1991年(平成3年)7月31日:JR貨物の駅が開業[6]。
- 1998年(平成10年)10月3日:貨物列車の設定廃止。
- 2005年(平成17年)10月1日:前日をもって寝台特急「彗星」が廃止されたため、全列車停車駅となる。
- 2006年(平成18年)4月1日:JR貨物の駅がオフレールステーションとなる。
- 2015年(平成27年)11月14日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[9]。
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[13]、九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更[14]。
駅構造
[編集]駅舎に接した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する地上駅で[1]、ホーム間の連絡には跨線橋(エレベーター付)を使う。かつては単式ホーム1番線と島式ホーム2・3番線の2番線との間に中線が1線あったが、新跨線橋・エレベーター設置のために撤去された。この中線と1番線は非電化で、電車の進入は出来ない。
宮崎駅 - 当駅間の区間列車を含め2・3番線を使用する。これは、2022年9月23日実施のダイヤ改正で、宮崎~佐土原・高鍋方面の普通列車を全て気動車から電車に置換えたため[15]、当駅折返し列車でも1番線の使用が不可能になったためである。(1番線はかつて妻線が使用していたが、現在は車止めが設置されており延岡方面へ進むことは出来ない[1])。
JR九州本体による直営駅(営業時間:7:30 − 13:00, 13:30 − 15:00、駅長配置なし)であり[14]、きっぷうりばが設置されている[16]。
当駅から宮崎方面はIC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAは「無記名式」のみを券売機で販売しており、きっぷうりばでは販売していない。また、定期券など「記名式」の出来SUGOCAは購入出来ない[9]。
タッチパネル式のICカード対応自動券売機が設置されており、SUGOCAポイントのチャージやICカードでの特急券の購入などが行える。また、改札内にもICカードチャージ機が設置されている。
SUGOCAの利用可能エリア(宮崎エリア)は当駅が北限となり、高鍋・延岡方面及び大分県との間を行き来する場合の利用は不可。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■日豊本線 | 下り | 宮崎・都城 / 宮崎空港方面[17] | 現在未使用 |
2・3 | ||||
上り | 延岡・佐伯方面[17] |
-
改札口と券売機(2023年6月)
-
1番線ホーム(2023年6月)
-
2・3番線ホーム(2023年6月)
佐土原オフレールステーション
[編集]佐土原オフレールステーション(略称:佐土原ORS)は、JR貨物佐土原駅に属し、駅舎に並んだ北側にあるコンテナ集配基地である。コンテナ貨物(12フィートコンテナのみ)を取扱っており、貨物列車代替のトラック便がここと延岡駅との間で1日2往復運行されている。なお、駅舎の中にはJR貨物宮崎営業所が入っている。
かつては宮崎駅の構内に「宮崎コンテナセンター」があり、同様にトラック便による輸送が行われていた。同駅高架化に伴いその機能が当駅に移されることとなり、1991年(平成3年)7月に当駅の貨物取扱が復活し貨物列車が発着するようになったが、1998年(平成10年)10月には貨物列車が廃止され自動車代行駅となった。なお、2006年(平成18年)4月より、コンテナ基地の名称がオフレールステーションとなっている。
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は1,136人である[18]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1996年 | 1,001 | - |
1997年 | 994 | |
1998年 | 993 | |
1999年 | 1,012 | |
2000年 | 988 | |
2001年 | 995 | |
2002年 | 984 | |
2003年 | 1,020 | |
2004年 | 1,018 | |
2005年 | 1,048 | |
2006年 | 1,007 | |
2007年 | 1,006 | |
2008年 | 1,010 | |
2009年 | 994 | |
2010年 | 954 | |
2011年 | 954 | |
2012年 | 984 | |
2013年 | 1,065 | |
2014年 | 1,039 | |
2015年 | 1,062 | |
2016年 | 1,075 | [19] |
2017年 | 1,072 | [20] |
2018年 | 1,112 | [21] |
2019年 | 1,130 | [22] |
2020年 | 957 | [23] |
2021年 | 944 | [24] |
2022年 | 1,038 | [25] |
2023年 | 1,136 | [18] |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]一般路線バスはすべて宮崎交通による運行。
- 佐土原駅バス停 - 駅前ロータリー上
- 佐土原駅 - 西佐土原 - 黒生野 - 西都バスセンター
- 佐土原高校前
- 佐土原駅前バス停 - 駅前県道10号線上
隣の駅
[編集]- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■日豊本線
- 特急「にちりん」「にちりんシーガイア」「ひゅうが」停車駅
廃止区間
[編集]- 日本国有鉄道
- 妻線
- 佐土原駅 - 西佐土原駅
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、23頁。
- ^ “鹿児島支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月24日閲覧。
- ^ a b c 停車場変遷大事典、772頁
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 停車場変遷大事典、758頁
- ^ a b c d e 停車場変遷大事典、759頁
- ^ 「佐土原駅 駅舎の改築工事が完成」『交通新聞』交通協力会、1967年4月8日、2面。
- ^ “通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報号外 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 12. (1986年10月30日)
- ^ a b 『宮崎エリアでSUGOCAが始まります!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2015年9月17日。オリジナルの2017年10月13日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ 『佐土原駅バリアフリー化完成記念式典を実施します!!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2022年1月11日。オリジナルの2022年1月11日時点におけるアーカイブ 。2022年1月12日閲覧。
- ^ “佐土原駅、バリアフリー化 エレベーターや盲導鈴”. 宮崎日日新聞 (宮崎日日新聞社). (2022年1月15日). オリジナルの2022年1月24日時点におけるアーカイブ。 2022年1月24日閲覧。
- ^ “JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
- ^ “北九州事業所”. JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ a b “鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
- ^ 2022年9月23日ダイヤ改正 在来線各線区でダイヤを見直します - JR九州.2022年11月10日閲覧
- ^ 駅情報 - JR九州.2021年12月9日閲覧
- ^ a b “佐土原駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月11日閲覧。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月26日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
参考文献
[編集]- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 佐土原駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
- 佐土原駅 | のんびり鉄道宮崎 - 宮崎県鉄道整備促進期成同盟会事務局