コンテンツにスキップ

市田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市田駅
駅舎(2023年4月)
いちだ
Ichida
下市田 (1.2 km)
(2.7 km) 下平
地図
所在地 長野県下伊那郡高森町下市田2955[1]
北緯35度32分57.93秒 東経137度53分11.37秒 / 北緯35.5494250度 東経137.8864917度 / 35.5494250; 137.8864917座標: 北緯35度32分57.93秒 東経137度53分11.37秒 / 北緯35.5494250度 東経137.8864917度 / 35.5494250; 137.8864917
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 136.8 km(豊橋起点)
電報略号 チタ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
410人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1923年大正12年)3月13日[1][2]
備考 簡易委託駅
標高:440 m[1]
テンプレートを表示

市田駅(いちだえき)は、長野県下伊那郡高森町下市田にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である[1]

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]。西側に駅舎がある。ホーム間移動用に、ホーム下市田駅側に構内踏切がある。駅南側には、保線車両用留置線がある。以前は、駅舎北側に有蓋車用貨物ホームがあった。跡地はバス停となっている。

飯田駅管理の簡易委託駅で、高森町が業務を受託している。2013年3月31日までは東海交通事業職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばも設置されていた。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 CD 飯田線 下り 辰野方面[11]
2 上り 飯田天竜峡方面[11]

利用状況

[編集]

「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。

  • 2007年度 - 406人[1]
  • 2009年度 - 383人[1]
  • 2010年度 - 388人
  • 2011年度 - 389人
  • 2012年度 - 384人
  • 2013年度 - 394人
  • 2014年度 - 400人
  • 2015年度 - 414人
  • 2016年度 - 418人[12]
  • 2017年度 - 413人[13]
  • 2018年度 - 410人[14]

駅周辺

[編集]

高森町だけでは無く、天竜川対岸の豊丘村への玄関駅[1]。二つの町村を明神橋が結んでいる。地理的関係から当駅から乗降する高校生が多く、朝は非常に混雑する。駅前から豊丘村各方面(堀越・佐原・福島)へのバス及び高森町が運営する町内高齢者を対象とした福祉バスが発着している。駅の隣には出砂原商店街があり、自治会等が整備する「市田駅バラ園」が近所に存在したが、2007年に撤去された。

  • 出砂原の六地蔵[1]
  • 高森町消防団第一分団第一班(高森1-1)詰所
  • 高森町商工会館
  • 国道153号
  • 下伊那厚生病院[1]
  • 天竜川船下り市田港
  • 八十二銀行市田支店

隣の駅

[編集]
東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速「みすず
元善光寺駅 - 市田駅 - 伊那大島駅
普通
下市田駅 - 市田駅 - 下平駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、208頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、106頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、14頁
  4. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、16頁
  6. ^ 「市田駅の改築完成」『交通新聞』交通協力会、1969年2月21日、2面。
  7. ^ “日本国有鉄道公示第143号”. 官報. (1982年10月30日) 
  8. ^ “日本国有鉄道公示第181号”. 官報. (1985年3月12日) 
  9. ^ “リニア駅「高森南東部」案が有力 JR飯田駅含まぬ見通し”. 信濃毎日新聞. (2011年5月31日). オリジナルの2011年6月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110602155841/http://www.shinmai.co.jp/news/20110531/KT110530ATI090019000.html 2011年7月8日閲覧。 
  10. ^ 飯田線の伊那谷4駅が無人化」『南信州新聞』南信州新聞社、2013年4月2日。オリジナルの2013年7月8日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  11. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイト各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
  12. ^ 平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月15日閲覧。
  13. ^ 平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月14日閲覧。
  14. ^ 平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。 

関連項目

[編集]