鼎駅
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鼎駅 | |
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駅舎(2009年11月) | |
かなえ Kanae | |
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所在地 | 長野県飯田市鼎中平[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 125.7 km(豊橋起点) |
電報略号 | カヘ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
642人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)12月17日[1][2] |
備考 |
無人駅[1] 標高:450m[1] |
鼎駅(かなええき)は、長野県飯田市鼎中平にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)12月17日:伊那電気鉄道伊那八幡 - 飯田間延伸時に開設[1][2]。一般駅[2]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[2][3]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:貨物取扱廃止(旅客駅化)[2]。
- 1978年(昭和53年)10月:旧下りホーム使用停止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月24日:業務委託駅化。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[2][4]。
- 2013年(平成25年)4月1日:窓口廃止、無人駅化[5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。かつては相対式ホーム2面2線であった[1]。使用されていないホームが残っているが、線路は撤去されている。
飯田駅管理の無人駅。2013年3月までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばも設置されていた(早朝・夜間は無人だった)。かつて、構内に伊那谷駅弁株式会社が経営する立ち食いそば屋があったが、現在は撤去されている。
入場券について
[編集]鼎駅では「願いをかなえる」と言う語呂から、入場券はお守りとして人気があった[1]。硬券は既に無く、マルス端末発行の入場券だが、窓口で「合格」・「夢」等のスタンプを押して、紙袋を添えていた。
しかし、2013年4月1日の無人駅化に伴い、当初は飯田駅で販売する案もあったが、在庫限りで販売が終了することとなった。
その後、2017年から飯田駅で毎年受験シーズンに限り、鼎駅 - 桜町駅の乗車券購入者に対して特製台紙を配布している[6][7][8][9]。
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は以下の通り。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2003 | 747 |
2004 | 701 |
2005 | 642 |
2006 | 609 |
2007 | 573[1] |
2008 | 567 |
2009 | 506[1] |
2010 | 512 |
2011 | 492 |
2012 | 509 |
2013 | 593 |
2014 | 579 |
2015 | 574 |
2016 | 572 |
2017 | 620 |
2018 | 642 |
駅周辺
[編集]- 鼎駅前バス停(信南交通)
- 飯田市鼎自治振興センター
- 健和会病院[1]
- 長野県飯田OIDE長姫高等学校
- 長野県下伊那農業高等学校
- 飯田市立鼎小学校
- 飯田市立鼎中学校
- キラヤ鼎店
- 飯田市立鼎図書館
- アピタ飯田店
- 飯田市立病院
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、215頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、105頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
- ^ 「飯田線の伊那谷4駅が無人化」『南信州新聞』南信州新聞社、2013年4月2日。オリジナルの2013年7月8日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ^ 「受験生に人気の「鼎駅切符」が復活」『南信州新聞』南信州新聞社、2017年1月18日。オリジナルの2020年11月30日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ^ 「鼎→桜町 「願いかなえて桜」切符が人気 受験シーズン迎え」『南信州新聞』南信州新聞社、2018年1月16日。オリジナルの2018年2月3日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ^ 「JR飯田駅の合格切符が人気」『南信州新聞』南信州新聞社、2019年3月19日。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ^ 「願いかなえて桜を咲かせて 飯田線切符、受験生に人気」『新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(信濃毎日新聞)』信濃毎日新聞社、2020年1月16日。オリジナルの2020年1月16日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。