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鼎駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鼎駅
駅舎(2009年11月)
かなえ
Kanae
下山村 (1.0 km)
(2.0 km) 切石
地図
所在地 長野県飯田市鼎中平[1]
北緯35度30分24.07秒 東経137度49分40.72秒 / 北緯35.5066861度 東経137.8279778度 / 35.5066861; 137.8279778座標: 北緯35度30分24.07秒 東経137度49分40.72秒 / 北緯35.5066861度 東経137.8279778度 / 35.5066861; 137.8279778
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 125.7 km(豊橋起点)
電報略号 カヘ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
642人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1926年大正15年)12月17日[1][2]
備考 無人駅[1]
標高:450m[1]
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鼎駅(かなええき)は、長野県飯田市鼎中平にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である[1]

歴史

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駅構造

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ホーム(2009年11月)

単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。かつては相対式ホーム2面2線であった[1]。使用されていないホームが残っているが、線路は撤去されている。

飯田駅管理の無人駅。2013年3月までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばも設置されていた(早朝・夜間は無人だった)。かつて、構内に伊那谷駅弁株式会社が経営する立ち食いそば屋があったが、現在は撤去されている。

入場券について

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有人駅時代の入場券(2009年11月)

鼎駅では「願いをかなえる」と言う語呂から、入場券はお守りとして人気があった[1]硬券は既に無く、マルス端末発行の入場券だが、窓口で「合格」・「夢」等のスタンプを押して、紙袋を添えていた。

しかし、2013年4月1日の無人駅化に伴い、当初は飯田駅で販売する案もあったが、在庫限りで販売が終了することとなった。

その後、2017年から飯田駅で毎年受験シーズンに限り、鼎駅 - 桜町駅の乗車券購入者に対して特製台紙を配布している[6][7][8][9]

利用状況

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1日平均乗車人員は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2003 747
2004 701
2005 642
2006 609
2007 573[1]
2008 567
2009 506[1]
2010 512
2011 492
2012 509
2013 593
2014 579
2015 574
2016 572
2017 620
2018 642

駅周辺

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隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
下山村駅 - 鼎駅 - 切石駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、215頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、105頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
  4. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
  5. ^ 飯田線の伊那谷4駅が無人化」『南信州新聞』南信州新聞社、2013年4月2日。オリジナルの2013年7月8日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  6. ^ 受験生に人気の「鼎駅切符」が復活」『南信州新聞』南信州新聞社、2017年1月18日。オリジナルの2020年11月30日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  7. ^ 鼎→桜町 「願いかなえて桜」切符が人気 受験シーズン迎え」『南信州新聞』南信州新聞社、2018年1月16日。オリジナルの2018年2月3日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  8. ^ JR飯田駅の合格切符が人気」『南信州新聞』南信州新聞社、2019年3月19日。オリジナルの2019年3月19日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  9. ^ 願いかなえて桜を咲かせて 飯田線切符、受験生に人気」『新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(信濃毎日新聞)』信濃毎日新聞社、2020年1月16日。オリジナルの2020年1月16日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。 

関連項目

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