国道277号
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一般国道 | |
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国道277号 | |
地図 | |
総延長 | 60.9 km |
実延長 | 32.5 km |
現道 | 32.5 km |
制定年 | 1982年(昭和57年) |
起点 | 北海道檜山郡江差町(北緯41度55分14.04秒 東経140度9分5.08秒 / 北緯41.9205667度 東経140.1514111度) |
終点 | 北海道二海郡八雲町(北緯42度16分1.21秒 東経140度16分21.58秒 / 北緯42.2670028度 東経140.2726611度) |
接続する 主な道路 (記法) |
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国道277号(こくどう277ごう)は、北海道檜山郡江差町から二海郡八雲町に至る一般国道である。
概要
[編集]二海郡八雲町熊石大谷(見市温泉付近) - 同町鉛川(北海道道42号八雲北檜山線交点)の間は、雲石峠を越える難所である。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:北海道檜山郡江差町(字柳崎町186番、国道227号交点、国道229号終点、国道276号起点)
- 終点:北海道山越郡八雲町[注釈 2](立岩454番2、国道5号交点)
- 重要な経過地:北海道爾志郡熊石町[注釈 2]
- 総延長 : 60.9 km(重用延長を含む)[2][注釈 3]
- 重用延長 : 28.4 km[2][注釈 3]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 3]
- 実延長 : 32.5 km[2][注釈 3]
- 指定区間:全線
歴史
[編集]- 1911年(明治44年) - 北海道会議員荒井幸作などの尽力により、日本海太平洋の両岸を最短経路で結ぶ雲石街道の開削が始まる[3]。
- 1920年(大正9年) - 旧・道路法の施行と共に、熊石八雲停車場線となったが郡境付近は険難で、馬車の通行も困難をきわめた[3]。
- 1930年(昭和5年) - 改良工事に着手[3]。
- 1933年(昭和8年) - 自動車運行が可能な道路となる[3]。
- 1954年(昭和29年)
- 1963年(昭和38年) - 雲石橋より清流橋までの区間について、産業開発道路の指定を受け全面改良に着手[3]。
- 1979年(昭和54年) - 全面改良工事完了[3]。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 一般国道277号(北海道檜山郡江差町 - 北海道山越郡八雲町)
- 1970年(昭和45年)4月1日の一般国道277号指定当初は、檜山郡江差町から檜山郡北檜山町(現・久遠郡せたな町)まで重複し、今金町を経て長万部町国縫へ抜ける路線であった。1981年(昭和56年)政令第153号に伴い北檜山 - 国縫間は1982年(昭和57年)4月1日から一般国道230号の一部となり、主要道道八雲熊石線(道道17号/当時)から昇格したルートに変わっている。
- 1991年(平成3年)12月10日 - 北海道道42号八雲北檜山線八雲町鉛川交点から国道5号立岩交点までが、遊楽部川北岸にバイパスとして開通となり、現国道ルートになったことから、鉛川から八雲町市街地までの旧国道277号は認定が解除され、道道42号となった。
- 2008年(平成20年)1月 - 国道229号に重複区間の表示が施された。
- 2014年(平成26年)3月16日 - 1990年より雲石峠熊石側での線形改良を目指して工事が進められていた雲石道路が全線開通[4][5]。高滝ノ沢橋ではアーチ橋の架橋にロアリング工法が用いられた。
路線状況
[編集]別名
[編集]- 雲石国道
- 八熊線(はちくません)または八熊
重複区間
[編集]主な峠
[編集]- 雲石峠(標高427 m)
トンネル
[編集]- 見市トンネル(785 m)
- 雲石トンネル(390 m)
- ピリカベツトンネル(578 m)
-
見市トンネル
(2019年3月撮影) -
雲石トンネル
(2019年3月撮影) -
ピリカベツトンネル
(2019年3月撮影)
所管
[編集]- 国道229号との重複区間は省略
- 函館開発建設部
- 江差道路事務所:八雲町熊石鮎川町 - 八雲町熊石大谷町・八雲町鉛川界
- 八雲道路事務所:八雲町熊石大谷町・八雲町鉛川界 - 八雲町立岩(終点)
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]檜山振興局
- 檜山郡江差町
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- 国道227号:柳崎町(起点)
- (国道229号との重複区間は省略)
渡島総合振興局
- 二海郡八雲町
-
- 国道229号:熊石鮎川町
- 北海道道42号八雲北檜山線 : 鉛川
- 道央自動車道八雲IC:立岩
- 北海道道1029号花浦内浦線:立岩
- 国道5号:立岩(終点)
主な温泉
[編集]注釈
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2022年1月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g 八雲町郷土資料館 (2016年3月16日). “雲石峠碑”. 南北海道の文化財 Cultural Properties of Southern Hokkaido. 道南ブロック博物館施設等連絡協議会. 2018年8月19日閲覧。
- ^ 道路事業について 道路改良事業 一般国道277号 雲石道路 - 函館開発建設部
- ^ 『国道277号 雲石道路3.1kmが 平成26年3月16日(日)午後3時に開通します』(PDF)(プレスリリース)国土交通省函館開発建設部、2014年2月7日 。2014年6月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 国道277号に関連する地理データ - オープンストリートマップ