脾臓とは? わかりやすく解説

ひ‐ぞう〔‐ザウ〕【×脾臓】

読み方:ひぞう

胃の左側にあるリンパ系臓器リンパ球の生成老朽赤血球破壊血液貯留などの機能をもつ。脾。


脾臓

【仮名】ひぞう
原文spleen

リンパ系属す臓器。脾臓では、リンパ球の生成血液濾過血液細胞貯蔵古くなった血液細胞破壊などが行われている。腹部左側胃の近く位置する

脾臓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 23:08 UTC 版)

脾臓(ひぞう)は、動物に見られる臓器の1つである。以下の記述は特に断りが無い限り、ヒトの脾臓について記述する。




「脾臓」の続きの解説一覧

脾臓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 04:12 UTC 版)

消化器外科学」の記事における「脾臓」の解説

脾臓とは、左脇腹にある造血リンパ器官であり、門脈とは、腹部臓器大腸小腸膵臓、脾臓など)の静脈から肝臓さらに肝臓内へと流れ血管総称である。脾臓は、通常10cm x 6cm x 3cm程の大きさで、乳幼児期の血球赤血球白血球血小板産生担い手である。また、古くなった血球処分したり、血液貯えたりする働きのほかに、リンパ球白血球一種)の産生血液中の異物の処理な免疫に関する働きもしている。大量出血をしたときや骨髄の機能低下したときは、成人においても血球産生を行う。

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脾臓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:02 UTC 版)

循環器」の記事における「脾臓」の解説

脾臓は循環器系内に組み込まれ濾過機であると考えられている。リンパ系組織の中では最大直径10 cmの卵状器官で、胸郭内側胃の背面腹腔左上部で横隔膜接している。血管脾動脈脾静脈)・リンパ管神経繋がっている。 被膜表面漿膜の下にある厚い結合性繊維組織一部内側まで伸び、脾形成するこの間柔らかい細網組織存在し赤血球満ちた赤脾髄と、その中にリンパ小節からなる斑点のような白脾髄が散らばる。このリンパ小粒ではBリンパ球盛んに作られる。この組織内には脾動脈から分かれた内腔が広いため赤血球通過できる特殊な毛細血管が走る。ここにはマクロファージ大食細胞)があり、古くなった赤血球破壊する役目を負う。

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