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アライン・デ・アルマス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アライン・デ・アルマス
Alain De Armas
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2001-03-04) 2001年3月4日(23歳)
出身地  キューバ ハバナ
ラテン文字 Alain De Armas
身長 189cm
体重 81kg
高校
選手情報
所属 サントリーサンバーズ大阪
背番号 7
愛称 アライン
ポジション OH
指高 245cm
利き手[1]
スパイク 355cm
ブロック 330cm[1]
所属歴
2020- サントリーサンバーズ大阪
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アライン・ジュニア・デ・アルマス・ベリオ(Alain Junior De Armas Berrio[2]2001年3月4日 - )は、キューバ出身の日本の男子バレーボール選手である。

来歴

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キューバハバナ出身。10歳のときに父や学校の先生に勧められてバレーボールを始める[3][1]

2014-16年、キューバのジュニア全国選手権でチームの3連覇に貢献[4][5]。また、キューバU-16にも選出された[2]。しかし、代表メンバーの中で身長が一番低く、レギュラーをつかむのが困難であり、身長が低くてもチャンスがある日本への留学を決断する[6]

2017年、宮崎県都城東高等学校に進学[4]。元日本代表泉水智、元キューバ代表マウリセ・トラルバからの指導を受け、2019年、創部3年目にしてインターハイ出場に導く[2]

2020年、高校卒業後にサントリーサンバーズに入団[2]。しかし、ドミトリー・ムセルスキーが外国人枠として登録されるため、外国籍選手の登録に関する規程により、2020-21シーズンの入団1年目はV.LEAGUEに出場できなかった[7][8]。その中でも、帰化を目指しながら、次シーズンに向けて練習に励んだ[8]

2021-22シーズンは、20歳になり、サントリー所属1年となったため、サントリーのB登録外国籍選手としてV.LEAGUEに登録された[7]。当シーズンはムセルスキーが2021年末まで試合出場不可となり、代わりに2021年末までの契約をしたバロッティ・アルパッドもコンディション不良により控えに回ったため[9]、ムセルスキーが復帰するまで本来のアウトサイドヒッターではなくオポジットとして試合に出場した[10]

2022年7月、世界選手権を控えた日本代表の壮行試合(紅白戦)に練習生として出場メンバーに加わった[11]

2023年、第71回黒鷲旗大会でベスト6を受賞した[12]。その後のアジアクラブ選手権にも出場し、サントリーの優勝に貢献。自身もベストアウトサイドスパイカー賞を受賞した[13][14]

2024年2月1日、日本国籍を取得した[15][16]。同年3月に日本代表メンバーに選出された。しかし同年4月、FIVBの定める登録資格(FIVB Sports Regulations条項5)を有していないことを理由に、メンバーから外された[17]

所属チーム

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受賞歴

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脚注

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  1. ^ a b c 「サントリーサンバーズ」『2021-22 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 2021年11月号』、日本文化出版、2021年11月、18頁、ASIN B09HG54WVS 
  2. ^ a b c d サントリーサンバーズ 新入団選手のお知らせ”. サントリーサンバーズ (2020年3月13日). 2022年5月9日閲覧。
  3. ^ デ・アルマス アライン”. サントリーサンバーズ. 2022年5月10日閲覧。
  4. ^ a b 海外留学生紹介 アライン デ アルマス 君”. 都城東高等学校. 2022年5月10日閲覧。
  5. ^ “プレIH!! 全九州大会は8強が確定”. 月バレ.com (日本文化出版). (2019年6月15日). https://www.getsuvolley.com/190615-all-kyusyu 2022年5月10日閲覧。 
  6. ^ “キューバからの留学生アライン選手 都城東高校バレー部”. テレビ宮崎. (2019年8月10日). https://www.umk.co.jp/udoki/-2019810.html 2022年5月10日閲覧。 
  7. ^ a b 外国籍選手の登録に関する規程” (PDF). Vリーグ機構. 2022年5月10日閲覧。
  8. ^ a b Talk × Talk小川猛 × デ・アルマス アライン”. サントリーサンバーズ (2021年2月10日). 2022年5月9日閲覧。
  9. ^ サントリー・藤中謙也「第4セットまでで終われなかったのはチームとして反省するべき」V1男子会見”. バレーボールマガジン. 2024年6月15日閲覧。
  10. ^ “柳田将洋「完全にワンサイドでやられた。サーブとサーブレシーブをまずしっかりしたい」山村宏太監督「今日はティリさんの手のひらであそばされた」サントリー会見”. バレーボールマガジン. (2021年11月29日). https://vbm.link/462229/ 2022年5月10日閲覧。 
  11. ^ 2022男子バレーボール世界選手権壮行試合 日本代表紅白戦 in 沖縄 チーム分け決定”. 日本バレーボール協会 (2022年7月30日). 2022年9月15日閲覧。
  12. ^ “WD名古屋が初優勝で2冠 ポーランド代表のクレク主将が黒鷲賞(MVP) 若鷲賞にサントリー山本龍 第71回黒鷲旗決勝男子”. バレーボールマガジン. (2023年5月6日). https://vbm.link/654321/ 2023年5月7日閲覧。 
  13. ^ SUNTORY SUNBIRDS SHINE BRIGHTEST TO CLAIM JAPAN’S HISTORIC ASIAN MEN’S CLUB TITLE IN BAHRAIN” [サントリーサンバーズがバーレーンで、日本にとって歴史的なアジア男子クラブのタイトル獲得で最大の輝きを放つ] (英語). アジアバレーボール連盟 (2023年5月22日). 2023年5月22日閲覧。
  14. ^ “サントリー 日本勢初のアジアクラブ男子選手権制覇”. 月バレ.com (日本文化出版). (2023年5月22日). https://www.getsuvolley.com/230522_asiaclub_men 2023年5月22日閲覧。 
  15. ^ デアルマス アライン選手 日本国籍取得のお知らせ”. サントリーサンバーズ (2024年2月14日). 2024年2月14日閲覧。
  16. ^ 【バレー】サントリーのアラインが日本国籍取得 キューバ出身の22歳」『日刊スポーツ』2024年2月16日。2024年2月16日閲覧。
  17. ^ 2024年度バレーボール男子日本代表チーム 登録メンバー変更について”. 公益財団法人日本バレーボール協会 (2024年4月9日). 2024年4月10日閲覧。

外部リンク

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