北九州市(きたきゅうしゅうし)は、福岡県北部に位置するであり、政令指定都市である。

きたきゅうしゅうし ウィキデータを編集
北九州市
北九州市旗 北九州市章
北九州市旗
1973年6月5日制定
北九州市章
1963年3月14日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
市町村コード 40100-5
法人番号 8000020401005 ウィキデータを編集
面積 492.50km2
総人口 908,109[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 1,844人/km2
隣接自治体 中間市直方市行橋市遠賀郡芦屋町水巻町田川郡香春町福智町京都郡苅田町みやこ町鞍手郡鞍手町
山口県下関市関門海峡を挟んで隣接)
市の木 イチイガシ[一次資料 1]
市の花 ツツジヒマワリ[一次資料 1]
市の歌 北九州市歌(1963年4月2日制定)
北九州市役所
市長 武内和久
所在地 803-8501
福岡県北九州市小倉北区城内1番1号
北緯33度53分00秒 東経130度52分31秒 / 北緯33.88342度 東経130.87519度 / 33.88342; 130.87519座標: 北緯33度53分00秒 東経130度52分31秒 / 北緯33.88342度 東経130.87519度 / 33.88342; 130.87519
地図
北九州市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

北九州市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

福岡市に次ぐ九州地方第2位の都市であり、非都道府県庁所在地においては神奈川県川崎市に次ぐ第2位の人口を有する[1]。面積は福岡県内で最大である。

概要

編集
 
足立山中腹から見る都心部小倉)の夜景
小倉北区
 
小倉城周辺(小倉北区)

関門海峡に面した九州地方最北端の都市。九州地方の玄関口として栄えた歴史を持ち、かつての四大工業地帯であった北九州工業地帯(北九州工業地域)の中核を担う。

1963年2月10日門司市小倉市若松市八幡市戸畑市の5市の対等合併[2] を経て誕生し、同年4月1日に三大都市圏を除く地域では初の政令指定都市に移行した(都道府県庁所在地以外及び本州以外の都市としても初)[3]1979年に県庁所在地の福岡市に抜かれるまで九州地方最多の人口を誇る都市であった。当市を中心とした北九州都市圏のほか[一次資料 2]関門海峡を挟んで隣接する山口県下関市などとともに関門都市圏を形成する[4]。また、福岡市とともに北九州・福岡大都市圏を形成しており、都市圏の経済規模においては三大都市圏に次ぐ規模を誇る。人口規模は日本の市で13位[5]、九州地方では福岡市に次ぐ2位であり、同市とともにグローバル創業・雇用創出特区として国家戦略特別区域に指定されている[6]。非都道府県庁所在地においては神奈川県川崎市に次ぐ2位の人口を有する[一次資料 3]

関門海峡本州と隣接していることから、古くから九州の玄関口・交通の要衝としての役割を担ってきた。当市は九州内の主要な国道や鉄道路線の起点であり、1880年代から九州鉄道(現在の鹿児島本線の前身)[7]関門海峡に面した門司港、かつて日本一の石炭積み出し港として栄えた若松港などの港湾をはじめとする交通基盤の整備が進んだ。門司区の老松公園前交差点は鹿児島市まで続く国道3号国道10号の起点であり、2016年4月24日には東九州自動車道大分市および宮崎市まで直結し、九州自動車道と合わせて交通結節点としての拠点性がさらに向上した[8]

かつて九州最大の都市であった名残からNHK北九州放送局朝日新聞西部本社毎日新聞西部本社などが置かれており、古くから福岡市とともに県内の主要マスメディアの拠点になっている。また、TOTO安川電機ゼンリンなど全国的な大企業の本社も複数所在する。日本製鉄日産自動車(旧戸畑鋳物)、日立金属(プロテリアル)、出光興産西日本鉄道(西鉄)、若築建設など、現在は市外に本社を置いているが、当市に起源を持つ大企業も多い。1898年に門司で開設された日本銀行の西部支店(現在の北九州支店)は大阪支店に次ぐ日本で2番目の歴史を有する支店である(初代支店長は後に日銀総裁や大蔵大臣総理大臣等も務めた高橋是清[9][10]

北九州の産業史(発展とその後の停滞・衰退)

編集

洞海湾に面していた八幡町(後の八幡市) は小さな漁村に過ぎなかったが、当時石炭鉄鉱石の供給地であった筑豊炭田中国から近く、海運の便もよかったことから、1901年官営八幡製鉄所(現在の日本製鉄九州製鉄所八幡地区)が開業した。その後日本国内最大の鉄鋼供給地として洞海湾響灘などの沿岸部を中心に工業化が進展し、日本工業の近代化に寄与した[11]2015年にはその功績により、八幡製鐵所旧本事務所などが 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(全23資産)の構成資産として世界文化遺産に登録された。北九州では、港湾と鉄道が一体となった国際貿易港鈴木商店による食品工業が集積する門司、軍事産業が集積し小倉城城下町としての伝統をもつ小倉、かつて日本最大の石炭の集積基地であった若松港や若松駅を擁する若松、官営八幡製鉄所が操業する鉄鋼の街である八幡、紡績や石炭関連産業と水産基地の戸畑と、様々な産業特性の顔を持つ都市が関門海峡や洞海湾沿岸で互いに競いながら発展してきた[12]。そのため規模の大小こそ異なるものの現在でも旧5市それぞれが、かつての中心市街地をもつ。現代の北九州市における行政・経済・交通の中心は小倉北区であり、新幹線停車駅でもある小倉駅周辺が市内最大の繁華街歓楽街となっている。

戦後においても、鉄鋼・金属などの重厚長大産業を中心に発展し、高度経済成長の原動力となった[12]。重化学工業の発展に伴い、高度成長期には日本の他の工業都市と同様に大気汚染洞海湾水質汚濁といった公害が深刻化したが、市内の婦人団体が声を上げたことをきっかけに市民と行政、企業が協力して公害を克服してきた[13]。主力だった鉄鋼業の衰退など重厚長大産業からサービス産業への転換も進みつつある[14]。また、公害克服の歴史から北九州エコタウンなどのエコビジネスやリサイクル施設も集積しており[15]、北九州市は「環境首都」を標榜している[16]。さらに、市の活性化のために北九州市役所が北九州フィルム・コミッションを立ち上げ、積極的に映画やテレビのロケの誘致、撮影の協力も行なっているなど、産業の多様化を進めている[17]

戦前から水陸の交通の要衝であった北九州は少なくとも1960年代までは福岡市を凌ぐ第3次産業人口を擁する都市であり、全国紙などのマスメディア都市銀行総合商社などの多くの大企業の九州支社は福岡市ではなく北九州市(特に小倉)に置かれていた[18]。当時、北九州市は九州最大の工業都市及び福岡市を上回る支店経済都市として第2次産業と第3次産業いずれも栄えており、現在の福岡市のような九州最大の拠点都市であった。しかし、東京からの九州への主要な移動手動が鉄道から航空機へシフトに伴って、当時市内にジェット機が離発着できる空港が無かった北九州市に対して、市街地に近い福岡空港を擁する福岡市の方が東京からのアクセスが優れるため、支店経済都市としての役割を福岡市に奪われてしまったという見方もなされている[18](ジェット機にも対応した現在の北九州空港が開業したのは2006年のことである)。また、1975年博多駅を終点とする山陽新幹線の全面開業により、福岡市の拠点性はさらに向上した。そのような背景の元、例えば読売新聞西部本社2004年に北九州市から福岡市へ移転、朝日新聞や毎日新聞の西部本社も登記上は北九州市に所在しているが、記事の編集など主要な業務は福岡市に移転させている。

1979年に人口106.8万人と早くもピークを迎えたが[19]、北九州工業地帯(地域)の相対的な地位の低下や経済のサービス化による産業構造の変化、市内にあった大企業の支店・支社の福岡市への流出、大学専門学校などの高等教育機関や商業機能が集積した福岡市や京阪神関西)、東京関東)への人口流出などの理由により、現在まで人口減少が続いている。2020年における高齢化率も30.6%と全国の政令指定都市の中で最も高く[20]、人口減少と高齢化が問題になっている。しかしながら、ベッドタウンである苅田町行橋市は人口が増加しており、ドーナツ化現象が起きている一方、近年小倉北区では人口が増加しており、都心回帰の予兆をみせている。

市名について

編集

5市合併後、当時の日本国内6番目の大都市として誕生する新市を内外諸国へPRするため[21]、北九州五市合併協議会において1962年(昭和37年)2月20日、新市名を全国から公募することが決定され、同年4月1日から5月10日までの40日間に募集が行われた[22]。また、公募に際しては新市名選考のための諮問委員会を別途設置し、公募された案から10種程度を市名候補として順位をつけずに選考し、各市議会に諮った上で最終的に合併協議会にて決定することとされた[22]

公募最多「西京市」など9案の諮問委員会答申

編集
新市名候補の応募通数順位
順位 市名候補 応募通数
1 西京市 1万2119通
2 北九州市 6649通
3 玄海市 4177通
4 洞海市 4076通
5 筑豊市 3018通
6 西都市 2640通
7 北九市 2496通
8 昭和市 2401通
9 筑前市 1442通
10 若戸市 1299通

募集の結果、全国から13万7142通の応募があり、1位は「西京」で1万2119通、2位は「北九州市」で6649票、以下、玄海市(4177通)、洞海市(4076通)、筑豊市(3018通)、西都市(2640通)、北九市(2496通)、昭和市(2401通)、筑前市(1442通)、若戸市(1299通)と続いた[22]。応募数のうち、有効通数は13万5153通、無効1989通で、市名候補の種類は1万9292種類であった[22]

諮問委員会は地元メディア関係者、各市の商工会議所、婦人団体、自治団体、文化人・学識経験者ら、主に民間委員で構成され、公募された案の中から順序をつけず北九州市、西京市、北九市、昭和市、豊市、関門市、豊栄市、九州門市、九州市の9案に絞り込み、協議会のもと設置された特別委員会に市名候補として答申した[22]

なお諮問委員の構成は以下の通り[22]

この中で劉寒吉は後年全国市長会が発行する機関紙『市政』への寄稿文において、応募案の中には五市の頭文字を取った「門小八若戸市」や同時期にあった1964年東京オリンピックを意識した「五輪市」「五和市」など奇名珍名が多かったと振り返る一方、「考えてみると、北九州市なんかよりもよほど品がある」と評している[23]

また、劉は「西京市」の案について「いかにもみやびやか」「西日本の雄都たらんという意気込みを示していることはわかる」としつつ、「元来ミヤコなんかとはいささかの縁もないのに西の京と名乗るのは変」と主張する委員がいたこと、「煤煙にすすけ汚れた、こんなきたならしい京もない」という自嘲派も少なくなかったと振り返り、劉自身としては「優美な名が欲しい」という思いから西京市の案にも「気が引かれていた」と述べている[23]

特別委員会で「北九州市」に決定

編集

諮問委員会の答申を受け、各市の市長市議会議長らで構成する特別委員会では、まず諮問委員の推薦数が少なく「あらゆる見地から検討し、新市名にふさわしくないと思料」された豊市、関門市、豊栄市、九州門市の4案を除外し、残る5案について各市において検討の上、その結果をもって最終審議を行うこととした[22]。各案の審議結果は次の通りである[22]

西京市(さいきょうし、公募1位:1万2119通)
東京に対する西のみやこ、西京ということで字面、見た目、音、語呂あらゆる面で良いが、西の京は京都の別称として使われていること、北九州五市には都の歴史がないこと、西や京という言葉自体に疑問が多いなどの意見が出され、新市名に相応しくないと判断された[22]
北九州市(きたきゅうしゅうし、公募2位:6649通)
「北九州」は見方によれば九州の北部地域を総称している場合もあるが、一般には福岡県を中心として九州北辺の地域を指呼する、5市の発展する姿を表現するものになる、一見平凡だが身近、既に5市の地域内において「北九州」の名称が使用されている(後述)、北九州という名称は全国や世界の文献に明示され、新市としてPRの必要がない、などといった理由から、新市名にふさわしいと判断された[22]
北九市(きたきゅうし、公募7位:2496通)
「北九州」が長いため州を省略した案と考えられるが、州を省いたために語呂が悪く、新市名に相応しくないと判断された[22]
昭和市(しょうわし、公募8位:2401通)
5市の合併が昭和元年やはじめ頃であれば良いが、既に37年が経過していること、他の市町村名に年号を付したものがないこと、5市内の町名に昭和を冠する地名が多く紛らわしいので問題があるとして、新市名に相応しくないと判断された[22]
九州市(きゅうしゅうし、公募10位圏外)
字数は少なく語呂も良いが、漠然として実感を伴わないため、新市名に相応しくないと判断された[22]

審議の中では諮問委員会の趣旨を尊重し、公募1位の「西京市」を念頭に「五市に相応しい新鮮味のある名前をつけたい」といった意見も出されたが、最終的には平凡ながら歴史があり、五市の個性と地名を表現できるとして2位の「北九州市」が採用された[22]

北九州都市協会会長を務めた出口隆はこの経緯について、当時「西京」は北九州にまつわる名前として使われ、同名の銘菓などもあり違和感もなかったことから、雅な名称でもある「西京市」で決まる雰囲気であったところ、特別委員会で「ひとりの長老」が「天子様がおられた歴史がないのに、京と名乗っていいのかなあ」と発言したことで「みんなしゅんとなって」しまい、「それなら二番目(北九州市)かなということになった」と証言している[24]

特別委員の1人であった門司市長の柳田桃太郎は、「北九州市というのも長すぎて語呂も悪いというので最後まで難航した」とし、長時間討論しているうちに「電文では『キタ九シ』と言えばわかる」「ほかの大都市地帯と連記する際には京浜、阪神、中京、北九(ほっきゅう)と言えばよい」といった意見が出され、アルファベットでも10字と長いことについてはロサンゼルスがロスと呼ばれるように「適当な通称が生まれるであろう」ということになった、と振り返っている[21]

合併前後の「北九州」の名称使用

編集

5市合併前より「北九州」という名称は、この地域を運行していた西鉄路面電車(2000年11月全線廃止)の路線の総称として北九州線が、西鉄設立の1942年から用いられていた。1943年12月に閣議決定された「都市疎開実施要綱」では、門司・小倉・戸畑・若松・八幡の5市が「北九州地域」とされた[25]

また市内にある北九州市立大学の前身である北九州外語大学(当時、1953年から2000年までは「北九州大学」)が1950年以来「北九州」を冠していたほか、1923年から国定教科書において八幡市、戸畑市の工業地帯が「北九州工業地帯」と表記されていた。その他にも、同じく1923年には5市を営業区域とする北九州瓦斯株式会社(本社:小倉市京町)が設立された[26]。いずれも北九州市の成立以前から、この地域を表す名称として使われていたものとして挙げられる。

しかし、九州の最北という位置付けから生じたこの「北九州」の名称により、「北関東南関東」のように九州地方の南北を表す際、北九州市と混同しないよう「北部九州」という他地域にはない独特の表現がされている。この問題に関しては、2009年の鹿児島県南九州市の誕生により更に混乱を極め、従来使用されてきた「南九州」から「南部九州」という相対する表現へと徐々に変わり始めてきている。 なお、両市は一字違いの“九州市”という縁で、2008年7月31日に“南北”九州市の交流協定を締結。更に偶然にも、市の花も両市とも『ひまわり』となっている。

地理

編集

位置・地形

編集
 
関門海峡の衛星写真。下側が北九州市、上側が下関市。※多少歪みあり
 
洞海湾の夕景

九州の北東端に位置する。市の北側は日本海響灘)に、東側は瀬戸内海周防灘)に面し、関門海峡を挟んで本州下関市とは最も幅が狭い早鞆瀬戸において約650メートル (m) の距離で向かい合う[27]

市の海岸は入り組んでおり、2009年3月時点の海岸線の総延長は約226キロメートル (km) と政令指定都市の中では最も長い[一次資料 4]。関門海峡は若松区沿岸から門司区沿岸にかけて約20 kmにわたってS字形の水域を形成し[27]、九州本島と若松半島の間にある洞海湾は湾口から約13 kmにわたる奥行きを持つ[一次資料 5]

海岸線のうち8割は港湾等の人工海岸であり、自然海岸の延長は約20 kmとなっている[28]。響灘沿岸の自然海岸では岩屋漁港周辺の海浜にてウミガメ上陸が確認されており、周防灘沿岸には曽根干潟や喜多久自然海浜保全地区等が残る[一次資料 6]

市域の中央部は福智山地の北部をなし、門司区・企救半島の脊梁である企救山地(足立山妙見山風師山・戸ノ上山等)、小倉南区の貫(ぬき)山地(貫山等)、戸畑区南部・八幡東区に広がる皿倉・尺岳山地(皿倉山帆柱山権現山福智山・尺岳・金剛山等)、若松区・若松半島の脊梁である石嶺山地(石峰山岩尾山・弥勒山 等)に細分される[29][30]

これらの山間部は北九州国定公園に指定され[一次資料 7]皿倉山は「100億ドルの夜景」として新日本三大夜景に選定されている[31]。福岡県北部から山口県西部にかけては石灰質の地形が拡がり、市内にはカルスト台地平尾台がある[32]。その他山系の主峰ではないが、公園として整備されている山として、高塔山公園[一次資料 8]、 中央公園(金比羅山)[一次資料 9]、 古城山(和布刈公園)[一次資料 10] などがある。

市内を流れる紫川板櫃川金山川遠賀川等があり、これらの河口部を中心に扇状地や海岸平野が分布している[29] が、上記の通り山地が多く海に隣接した地形であり、可住地面積は市全体の20%程度に限られる[33]。遠賀川のほか、山間部に建設された畑ダムや鱒淵ダム等のダム湖が都市部への水供給を支えている[34]

市内のとして、藍島馬島小六連島下関市 六連島 の属島)、白島男島・女島 ローソク岩 バンドー島 等含む島嶼の総称)、和合良島間島羽島軽子島陸繋島)、津村島 がある[一次資料 11]。また、人工島として北九州空港などがある[一次資料 11]

気候

編集
北九州市(八幡
雨温図説明
123456789101112
 
 
83
 
9
2
 
 
82
 
11
3
 
 
126
 
14
5
 
 
127
 
19
10
 
 
156
 
24
14
 
 
268
 
27
19
 
 
300
 
31
23
 
 
169
 
32
24
 
 
187
 
28
20
 
 
75
 
23
14
 
 
89
 
17
9
 
 
68
 
12
4
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁 八幡(1981年 - 2010年の平均値)
インペリアル換算
123456789101112
 
 
3.3
 
49
36
 
 
3.2
 
51
37
 
 
5
 
57
42
 
 
5
 
67
50
 
 
6.1
 
74
58
 
 
11
 
80
66
 
 
12
 
87
74
 
 
6.6
 
89
75
 
 
7.3
 
82
68
 
 
3
 
73
57
 
 
3.5
 
63
48
 
 
2.7
 
54
40
気温(°F
総降水量(in)

北九州市の東部は瀬戸内海周防灘)、北部は日本海響灘)に面しており、瀬戸内海気候日本海気候の中間的な傾向を示し、比較的温暖である[一次資料 12]。季節風の影響を受けやすく、冬は西からの風が強く、春から秋にかけては南からの風が強い[一次資料 12]

響灘は日本海特有の冬季の風浪の影響を受けるが、周防灘は瀬戸内海特有の比較的平穏な海域となっている[一次資料 13]。春先は関門海峡で濃い霧がしばしば発生する[一次資料 13]。梅雨明け後は太平洋高気圧に覆われ、晴れて暑い盛夏になり、最高気温35度以上の猛暑日が増える[一次資料 14]。冬型の気圧配置になると曇天になることが多く、雪が降ることもある[一次資料 15]

北九州観測局の2006年の測定結果によると、年平均気温17.0度、年平均湿度72.9%、年間降水量2,237.0mmであった[一次資料 12]

北九州市(八幡)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 19.0
(66.2)
24.0
(75.2)
25.2
(77.4)
30.1
(86.2)
32.4
(90.3)
34.9
(94.8)
36.9
(98.4)
36.7
(98.1)
34.7
(94.5)
33.0
(91.4)
27.5
(81.5)
24.8
(76.6)
36.9
(98.4)
平均最高気温 °C°F 9.8
(49.6)
10.9
(51.6)
14.4
(57.9)
19.6
(67.3)
24.2
(75.6)
27.0
(80.6)
30.7
(87.3)
31.9
(89.4)
28.1
(82.6)
23.2
(73.8)
17.7
(63.9)
12.2
(54)
20.8
(69.4)
日平均気温 °C°F 6.2
(43.2)
6.9
(44.4)
10.0
(50)
14.7
(58.5)
19.3
(66.7)
22.7
(72.9)
26.8
(80.2)
27.8
(82)
24.0
(75.2)
18.8
(65.8)
13.3
(55.9)
8.3
(46.9)
16.6
(61.9)
平均最低気温 °C°F 2.8
(37)
3.2
(37.8)
5.9
(42.6)
10.2
(50.4)
14.9
(58.8)
19.3
(66.7)
23.7
(74.7)
24.6
(76.3)
20.6
(69.1)
14.8
(58.6)
9.3
(48.7)
4.7
(40.5)
12.8
(55)
最低気温記録 °C°F −4.6
(23.7)
−6.2
(20.8)
−3.8
(25.2)
0.5
(32.9)
6.4
(43.5)
10.5
(50.9)
15.4
(59.7)
17.6
(63.7)
8.9
(48)
3.5
(38.3)
0.7
(33.3)
−3.6
(25.5)
−6.2
(20.8)
降水量 mm (inch) 87.9
(3.461)
79.2
(3.118)
114.2
(4.496)
125.4
(4.937)
142.9
(5.626)
239.5
(9.429)
314.6
(12.386)
198.1
(7.799)
165.9
(6.531)
85.2
(3.354)
91.8
(3.614)
75.9
(2.988)
1,720.5
(67.736)
平均月間日照時間 101.8 113.2 159.5 188.6 205.0 139.2 167.6 196.2 159.8 170.5 131.5 102.9 1,835.7
出典:気象庁
空港北町(2006年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 18.7
(65.7)
22.4
(72.3)
25.7
(78.3)
27.3
(81.1)
30.6
(87.1)
33.6
(92.5)
36.3
(97.3)
36.4
(97.5)
35.4
(95.7)
31.2
(88.2)
26.8
(80.2)
25.5
(77.9)
36.4
(97.5)
平均最高気温 °C°F 9.3
(48.7)
10.0
(50)
13.3
(55.9)
17.5
(63.5)
22.2
(72)
25.2
(77.4)
29.2
(84.6)
31.1
(88)
27.4
(81.3)
22.8
(73)
17.1
(62.8)
11.6
(52.9)
19.7
(67.5)
日平均気温 °C°F 6.6
(43.9)
7.1
(44.8)
9.9
(49.8)
14.0
(57.2)
18.7
(65.7)
22.2
(72)
26.2
(79.2)
28.1
(82.6)
24.6
(76.3)
19.9
(67.8)
14.3
(57.7)
8.9
(48)
16.7
(62.1)
平均最低気温 °C°F 3.8
(38.8)
4.1
(39.4)
6.7
(44.1)
10.8
(51.4)
15.7
(60.3)
20.0
(68)
24.1
(75.4)
25.9
(78.6)
22.3
(72.1)
17.1
(62.8)
11.3
(52.3)
6.1
(43)
14.0
(57.2)
最低気温記録 °C°F −4.3
(24.3)
−3.5
(25.7)
−0.5
(31.1)
4.1
(39.4)
7.9
(46.2)
14.4
(57.9)
18.6
(65.5)
20.1
(68.2)
16.8
(62.2)
10.2
(50.4)
2.3
(36.1)
−0.5
(31.1)
−4.3
(24.3)
降水量 mm (inch) 58.7
(2.311)
66.6
(2.622)
99.0
(3.898)
134.9
(5.311)
126.2
(4.969)
246.5
(9.705)
337.1
(13.272)
163.1
(6.421)
134.5
(5.295)
83.2
(3.276)
67.4
(2.654)
64.6
(2.543)
1,539.4
(60.606)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 7.6 9.3 8.6 9.2 7.7 10.9 12.1 8.2 8.4 5.1 8.1 8.7 103.1
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[35]

地域

編集

地名

編集

行政区

編集

以下の7つので構成される(自治体コード順)。 人口はいずれも2024年10月1日時点の推計人口。

コード 区名 人口
(人)
割合(%) 面積
(km2)
人口密度
(人/km2
40101-3 門司区 88,395 9.7 73.66 1,200
40103-0 若松区 77,632 8.5 72.10 1,077
40105-6 戸畑区 54,835 6 16.61 3,301
40106-4 小倉北区 179,392 19.8 39.23 4,573
40107-2 小倉南区 203,431 22.4 171.51 1,186
40108-1 八幡東区 61,750 6.8 36.26 1,703
40109-9 八幡西区 242,674 26.7 83.13 2,919
合計 908,109 100 492.50 1,844

当初は旧5市にほぼ対応した5区だったが、1974年、小倉区小倉北区小倉南区に、八幡区八幡西区八幡東区にそれぞれ分割され、7区制へ移行。その際若松区浅川・小敷地区の一部が八幡西区に、戸畑区弘文と小倉区山路地区が八幡東区にそれぞれ編入された[36]

市街地構成

編集

旧5市では貿易や筑豊炭田の積み出し基地として港湾が整備され、製鉄所など臨海部への重化学工業の展開があいまって鉄道網が発達した。 平地が少なく山地が複雑に入り組んだ地勢に加え、豊前国筑前国と異なる歴史的な背景を持つなど、現在も独自の文化・生活面での結びつきが見られる[一次資料 16]

このような経緯から、北九州市の都市構造は、旧5市の鉄道駅を中心に市街地が発展し、それらが鹿児島本線筑豊本線(若松線)などの鉄道沿いに細長く繋がり都市軸が形成された[一次資料 16]

旧市単位で公共施設が整備されたため、全国の政令指定都市20市の中でも、人口1人あたりの公共施設面積が最も大きいという特徴を持つ[37]

その後、交通網の充実、都市軸への各種機能集積、郊外化の進行などにより、都市構造は本州から福岡方向の東西軸と小倉から大分方面、黒崎から直方方面の2本の南北軸を持つπ(パイ)型の都市構造へ移行した。この都市軸が交差する小倉黒崎では交通結節機能や拠点性が高まるようになった[一次資料 16]

北九州市は小倉を都心、黒崎を副都心と位置付け、また合併前各市の中心市街地(門司港戸畑若松)と鹿児島本線および日豊本線の主要駅付近(門司八幡折尾城野下曽根など)を地域拠点と位置付けている[一次資料 17]

主な市街地は以下の通りである。

都心部

編集
 
都心(小倉北区)の鳥瞰
 
皿倉山から見た小倉北区戸畑区の市街地
 
紫川に架かる常盤橋(小倉北区)
 
副都心である黒崎駅周辺の市街地(八幡西区
 
皿倉山から見た八幡駅周辺市街地(八幡東区)。写真右上は戸畑区洞海湾の北側(写真上)は若松区
小倉(都心)
北九州市の都心、小倉北区の中心拠点である[一次資料 17]。中心市街地としての「小倉」の範囲は、山陽新幹線も停車するターミナル駅のJR小倉駅を中心として西側から南側は、大門から国道3号木町交番前交差点まで南下した部分、同じく南側から東側は、国道3号を基本に黄金地区を経由して長浜地区を含む国道199号まで北上した部分、同じく北側は海岸線に沿った部分となる[一次資料 18]
城下町長崎街道の起点であったことに加え、明治以降は鉄道交通の拠点となったことから、北九州から山口県にかけて広域商業の拠点となった。また、多業種の工場が立地し、日本陸軍第12師団小倉陸軍造兵廠などが置かれたことから明治から戦前までは軍都として関連施設が整備され、海陸交通の要衝としても発展した[一次資料 18]
戦災被害を受けなかったため、城下町の町割を基本とした街区構成が現在も継承されているほか[一次資料 18]、職人・職業の名称がついた町名(魚町、米町、鍛冶町馬借、船頭町)が現在も残っている[一次資料 19]
小倉駅南口一帯は、商業・業務集積地として、百貨店・商店街・オフィス街・飲食街が広がり、紫川周辺には小倉城松本清張記念館北九州芸術劇場など多様な施設が立地している[一次資料 20]。商業施設では、魚町銀天街、京町銀天街、旦過市場井筒屋アミュプラザ小倉セントシティリバーウォーク北九州チャチャタウンなどが立地している[一次資料 21]
小倉駅北口一帯は、西日本総合展示場や国際会議場などコンベンション施設が整備されているほか、近年では小倉記念病院の移転、あるあるCityのオープン、ギラヴァンツ北九州後述参照)の本拠地北九州スタジアムのオープンといった動きがあった[一次資料 22]
黒崎(副都心)
北九州市の副都心、八幡西区の中心拠点である。JR鹿児島本線北側の洞海湾沿岸部には大型工場が立地し、JR線南側の地域には商業、医療・福祉、交通拠点など多様な都市機能が集積、JR黒崎駅を中心に放射状の街並が広がっている。黒崎駅前には井筒屋黒崎店やコムシティなどがあり、黒崎バスセンター及びJR黒崎駅・筑豊電鉄黒崎駅前駅を中心に路線網が展開されている交通の便の良さから、市西部をはじめ、周辺市町村から訪れる人も多い[一次資料 20][一次資料 23]国道3号をはじめ、中心部の道路は慢性的な渋滞に悩まされるが、2008年10月25日黒崎バイパスの部分供用が始まり、全線開通に向け工事が進められている[一次資料 24]。近年は井筒屋黒崎店の閉店や商店街のシャッター通り化に伴い、駅周辺の衰退が叫ばれている。

その他の主要市街地

編集
門司港
関門海峡に面する九州の玄関口で、門司港駅北側には下関に連絡する渡船場がある。平地が少ない北九州市の中でもとくに平地部が少なく、限られた平地・斜面に市街地が発達している。
かつては門司と言えば門司港地区を指したが、関門鉄道トンネルの開通などにより門司駅の名を旧大里駅に譲り、市街地の名称として「門司港」地区とされるのが一般的である。明治以降貿易で栄え、横浜神戸と並び日本における主要な貿易港の一角を担い、市街地には銀行・商社・新聞社等の支店のほか、遊廓高級料亭、百貨店の「山城屋」などが立地したが、鉄道トンネルの開通により門司港地区の交通上の重要性は著しく低下した。市街地の賑わいは影を潜め、百貨店は閉鎖されたが、明治から昭和初期にかけての建築様式を示す建造物が多く残ったことから、門司港レトロとして再開発され、多くの観光客を集める場所となった。
大里
関門鉄道トンネルの開通により九州の玄関口となり、門司鉄道管理局門司機関区を中心に鉄道関係者が集積し、市街地化が進んだ。2002年には周辺の貨物駅の機能を集約して北九州貨物ターミナル駅が開業した[38]。海岸部は国道199号線に沿って細長い産業地をなし、JR線より山側は斜面の中腹まで密集した住宅地を形成している。また柳町周辺に商店街が形成されており、近隣高齢者の利用が大変多い。かつてはサッポロビールの工場や門司競輪場などが立地していたが、いずれも廃止された。近年は都心の小倉駅から一駅という利便性に加え、工場跡地のレトロ建築物群を生かした門司赤煉瓦プレイス周辺の再開発が門司駅北側で行われている。
三萩野
三萩野交差点を中心に商業施設、金融機関が集積するほか、近隣にはハローワークや北九州中央郵便局小倉競輪場北九州市民球場などの公共施設がある。都心部への入口であると共に国道3号10号322号からの通過交通の重なる重要な交差点であり、北九州モノレール香春口三萩野駅から戸畑、黒崎方面のバスに乗り換えなど市内交通の要でもあることから、日夜交通量が多く繁華な地区である。
城野
日豊本線日田彦山線の主要駅であるJR城野駅や、北九州モノレールの城野駅があり、さらに田川行橋方面への主要道路(国道10号・国道322号)が通っているため、交通の分岐点となっている。また、周辺には中学校・高等学校が多数存在しており、朝夕の時間帯には通勤客や学生で非常に賑わう。JR城野駅周辺の陸上自衛隊城野分屯地跡地は「ゼロ・カーボン先進街区」「みんなの未来区 BONJONO(ボン・ジョーノ)」として再開発が進められている。
徳力
小倉南区北西部地域の拠点。北九州モノレールが通っており、北九州市都心部の郊外として住宅団地が広がっている。1960年代後半から、当時の日本住宅公団(現・都市再生機構)によって大規模な住宅団地(徳力団地、総戸数約2,400戸)が作られたことを契機として、以後周辺地域を含めおよそ30年にわたって土地区画整理事業が行われた。千里ニュータウン多摩ニュータウンに代表されるニュータウン型の街並みが形成されており、市内でも公共交通の分担率が高い地区と言われる。サンリブもりつねを始め、ナフコベスト電器などが軒を連ねる。
下曽根
小倉南区東部地域の中心拠点。ザ・モール小倉(現・サニーサイドモール小倉)の開店とともにJR下曽根駅に南口およびロータリーも建設された。駅前の通りには飲食店、銀行、エディオンなどの大型家電店がある。北九州市郊外のベッドタウンであり、周辺には住宅地やマンション等も多い。下曽根駅北側には61haに及ぶ北九州空港移転跡地があり、その一部に九州労災病院が2011年に移転開業、残りの41haは市が工業団地として整備した。2005年4月のサンリブシティ小倉開業を皮切りに、下曽根地区西側の上葛原地区に郊外型店舗が相次いで開店し競争が激化している。
戸畑
小倉と黒崎の間に位置するため住宅地としての人気が高い地域である。駅前が再開発され、戸畑サティ(現・イオン戸畑ショッピングセンター)の開業によって、一つの商業拠点として成り立っている。また、駅東側には地域福祉活動・芸術文化活動の拠点として2002年にウェルとばたがオープンして新たな賑わいを見せている。戸畑区内には九州工業大学や多くの高校があるほか、市立美術館があり市内でも文教地区とされる。沿岸部は工業地帯である。
八幡
八幡製鉄所日本製鉄)の企業城下町として栄えた地域で、製鉄業の最盛期は小倉と並び、北九州有数の繁華街であった。現在[いつ?]でも八幡中央区商店街には100以上の店舗が集まる。東田地区の開発や八幡駅前の再開発などが進み、工場遊休地の活用により建設された国内初の宇宙テーマパーク「スペースワールド」があった(2018年に閉鎖)。スペースワールド跡地には2022年3月にイオンモールの商業施設「THE OUTLETS」が開業し、イオンモール八幡東と合わせると日本最大級の売り場面積を誇る大型商業施設である。特に東田地区には、スペースLABO(北九州市科学館)や北九州市立いのちのたび博物館北九州市環境ミュージアムなど、市の公共施設が集合している。
若松
区域の東部・南部の洞海湾沿いの地域が旧来からの市街地であり、区の中ほどにある二島地区まで国道199号に沿って連続した市街地が形成されている。区東部は石炭積出港として栄え、かつては港湾関連の業務地区のほか歓楽街も形成した。二島以西は近年まで農村的景観であったが、1980年代以降は区西部の高須地区が郊外型新興住宅地として開発され、それに伴いロードサイド郊外型商業施設が集まる地域も形成されている。東部の高齢化および人口流出が進む中、区全体の人口比重も西側に偏る傾向がある。高須一帯は折尾地区(八幡西区)とも隣接しており、また2000年代以降、高須地区・本城地区(八幡西区)に跨る地域に北九州学術研究都市が整備され[39]、開発が進行している。
折尾
八幡西区の西端部で折尾駅周辺の地域。折尾地区には大学院大学短期大学専門学校高等学校が多数存在しており、周辺には学生向けの飲食店やスーパー等の商業施設も揃っており、利便性の良い学生街を形成する一方で、交通の結節点でもあり、市西部の住宅地の中心であるなど多面的な顔を持つ。北九州学術研究都市(住所上は若松区ひびきの。区境で本城・浅川地区と接している)があり、ハイテク産業の技術研究を企業と大学が共同で実施している[39]。折尾地区総合整備事業では駅周辺の鉄道の高架化、幹線道路や駅前広場の整備、鉄道跡地を含む土地区画整理事業を一体的に実施することで、遠賀地区中間市を含めた広域的な中心核として、また学園都市の魅力ある玄関口にふさわしい「まち」に再構築するため。総事業規模830億円をかけて2020年12月25日に完成し、2021年1月2日から供用開始している[40][41]

人口

編集
旧五市の国勢調査人口の推移[一次資料 25]
    戸畑市(戸畑町)

旧五市の人口は、合併前でみると八幡・小倉両市の比率がやや高かったが、「多核都市論」に基いて五市対等合併をし、旧五市の均衡発展を目指した[42]。しかし、1988年(昭和63年)策定の北九州市ルネッサンス構想により小倉都心(小倉北区)と黒崎副都心(八幡西区)の両極を中心とした「集中型都市」へと舵を切った[42]。これらの政策転換を背景に小倉都心では商業・文化・行政・業務施設など都市機能の集積が進んだ一方、黒崎地区は商業機能が低下し、小倉・黒崎の2極構造から小倉一極集中型へと変化しつつある[43]

発足以来約16年半にわたって北九州市は福岡県および九州で人口最多の市だったが、1979年9月1日の推計人口で福岡市に抜かれ(福岡市:106万8790人、北九州市:106万7642人)[44]、1ヶ月後の同年10月1日の推計人口で北九州市の人口はピークを迎えてしまい(106万8415人)、以降は減少に転じることとなった[45]。2004年4月の推計人口で初めて100万人を割り込み、同年5月に一旦100万人台を回復したものの、2005年1月に100万人を割って以降は100万人台を回復することなく[46]、2007年以降は毎年平均4000人程度減少が続く状態である[47]。かつて百万都市だったがその後陥落した例としては、日本においては第二次世界大戦中に100万人を割り込んだ京都市名古屋市神戸市横浜市がいずれも戦前を上回るまでに回復しているため、北九州市が唯一である[注釈 1]。2014年時点では福岡市の人口が北九州市の人口の1.5倍以上となっており[48]、2015年10月1日付国勢調査による人口は96万1815人となっている。2010年の国勢調査による人口と比べ、5年間で15,031人減少し、全国の自治体で人口減少数が最も多い都市となった[49]。2020年10月1日付国勢調査速報値では、5年間で2万1664人(2.3%)減と前回調査より減少数が増え、再び全国の市町村中最多の減少数を記録[50]国立社会保障・人口問題研究所は、2040年における市の将来推計人口を78万4162人と見込んでいる[46]

国勢調査人口の推移(単位:万人)[一次資料 28][一次資料 29]

  旧5市の合計の人口
  北九州市の人口
  福岡市の人口
  福岡市の現市域にあたる地域の人口
 
北九州市と全国の年齢別人口分布(2005年) 北九州市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 北九州市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
北九州市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 1,042,318人
1975年(昭和50年) 1,058,058人
1980年(昭和55年) 1,065,078人
1985年(昭和60年) 1,056,402人
1990年(平成2年) 1,026,455人
1995年(平成7年) 1,019,598人
2000年(平成12年) 1,011,471人
2005年(平成17年) 993,525人
2010年(平成22年) 976,846人
2015年(平成27年) 961,286人
2020年(令和2年) 939,029人
総務省統計局 国勢調査より


2015年国勢調査では、市の平均年齢は47.5歳(男45.3歳・女49.4歳)である[一次資料 30]。年齢3区分別人口は年少人口(0歳から14歳まで)が11万9,448人(構成比12.6%)、生産年齢人口(15歳から64歳)までが54万9,397人(同58.1%)、老年人口(65歳以上)が27万7,120人(同29.3%)であり、老年人口の占める割合は政令指定都市で最も高くなっている[一次資料 30]

隣接する自治体

編集
福岡県
山口県
  • 下関市とは陸続きではないが、橋梁、海底トンネル、航路で結ばれている。

歴史

編集
 
小倉城、小倉北区

令制国においては、北九州市における門司区・小倉北区・小倉南区の全域、および、八幡東区の東半分に相当する地域は豊前国企救郡)、八幡西区・若松区・戸畑区の全域、および、八幡東区の西半分に相当する地域は筑前国遠賀郡鞍手郡)に属しており、別の国であった。

大化元年(645年)には今の和布刈神社付近に「文字ガ関」が置かれたといい、門司の地名由来となっている。古代に九州地方を統括していた大宰府への第一の関所の位置付けである。

1871年8月29日の廃藩置県により、豊前国は小倉県に、筑前国は福岡県となった。しかし、1876年8月21日の府県合併により、小倉県は分割されて大半の地域が福岡県と合併した。それ以降、北九州市の市域に相当する地域は全体が福岡県に属するようになる。

この豊前国と筑前国とも、山口市に拠点を置く西日本最大の大名であった大内氏の時代には、この大内氏により守護されており、文化圏の枠組みでは、九州よりも本州瀬戸内海岸の文化の影響が強い。また、この界隈の基礎となった官営八幡製鉄所の建設には、明治の長州閥が深く関わっており、歴史的にも豊前と長州の2地域は密接である。

1889年の市制町村制施行により、それぞれが町制を敷き、大正時代に門司市、小倉市、戸畑市、若松市、八幡市(後の八幡東区全域と八幡西区黒崎地区に相当する区域。八幡西区の残りの地域は1937、1944、1955年に合併)が成立した。当時より五市(場合によっては下関市、中間市を含めた七市)の合併が提起されていたが、1963年2月10日にこの5市が合併(新設合併)し[3]、同年4月1日に政令指定都市となった。

 
小倉県庁舎、小倉北区

北九州市は昔から交通の要衝であり、重化学工業で栄えた都市でもある。古くから筑豊地方、京築地域、遠賀地方、福岡市周辺はもとより、山口県の下関市宇部市山陽小野田市美祢市大分県中津市宇佐市などの地域との関係が歴史的・文化的に密接であり、本市を中心にこれら3県に跨がる関門都市圏を形成している。

特に山口県とは歴史的に非常に強い関係があり、文化面・経済面での影響を強く受けている。市内で使われる北九州弁も周辺地域の影響を濃く受けているが、先述の通り歴史上別の国であったことも影響し、市内でも西部と東部で方言に差異が見られる。

また、響灘に面していることもあり、今の市域全体が古くから軍事の要衝ともなっていた。関門海峡では1185年に壇ノ浦の戦いがあり、明治期には西日本最大の要塞であった「下関要塞」の一部として指定され、主だった山や小倉城址、今の若松区の海岸地帯などは一般人の出入りが禁止・制限された。さらに小倉には陸軍造兵廠が置かれ、1945年にはここが長崎に投下されたプルトニウム原子爆弾の最初の投下目標となった(長崎市への原子爆弾投下も参照)。

文豪・森鷗外が小倉に住んでいたのも陸軍軍医としてであった。第二次世界大戦後はそれらの施設や民間の建物などがアメリカ軍に接収され、今のNHK北九州放送局も米軍向け放送を一時行っていた。市内の一部には軍事都市の名残をとどめる史跡が存在する。

沿革

編集

古墳

編集
  • 一本松塚古墳(小倉北区)- 市指定史跡
  • 荒神森古墳(曽根古墳群、小倉南区)
  • 上ん山古墳(曽根古墳群、小倉南区)- 市指定史跡
  • 茶毘志山古墳(曽根古墳群、小倉南区)- 市指定史跡
  • 御座古墳群(小倉南区)
  • 小田山古墳群(若松区)- 市指定史跡

近代以前

編集

北九州市成立以前 - 明治・大正時代

編集
 
西日本工業倶楽部、戸畑区

昭和時代

編集

北九州市成立以降 - 昭和時代

編集
  • 1963年
    • 2月10日 - 門司市、小倉市、戸畑市、八幡市及び若松市が合併して、北九州市が発足する。仮市役所は旧戸畑市役所となる[3]。市名の第一候補は「西京市」であった。同日、北九州市発足記念の切手が一種(10円)発行された。
    • 3月11日 - 議員定数188人で初市議会開催。
    • 3月14日 - 市章を制定する[55]
    • 4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、門司区、小倉区、戸畑区、八幡区及び若松区を設置する。各区の区域はほぼ合併前の各市の区域に対応する(一部変更あり)。三大都市圏以外で初の政令指定都市となった。翌4月2日、北九州市歌が制定される。
    • 9月1日
    • 11月28日 - 紫川事件発生。
  • 1964年
    • 1月1日 - 旧門司市とそれ以外の旧4市で分かれていた水道組織を統合、北九州市水道局発足。
    • 1月17日 - 八幡西区熊手の麻生市場で火災。全焼36店舗、半焼8店舗[56]
    • 4月1日 - 門司、小倉、洞海の3港を統合し、名称を北九州港と改め、管理運営組織として北九州港管理組合発足。
    • 4月10日 - 皿倉山頂に帆柱スカイラインリフト設置、運用開始。
    • 9月27日 - 国鉄戸畑駅2代目駅舎(民衆駅)が開業、併せて駅前広場整備[一次資料 31]
    • 10月31日 - 門司港駅山口県下関駅間を運行していた国鉄関門連絡船廃止。
  • 1965年
    • 2月4日 - 合併後初の市議会議員選挙により、市議会議員の人数が64人となる[一次資料 32]
    • 9月10日 - 旧5市から引き継がれ二重行政状態となっていた各部署・機構を再編、同日より発足[一次資料 33]
  • 1966年
  • 1967年9月23日 - 同年の梅雨明け以降西日本で続いていた干ばつの影響[一次資料 36] により、取水制限、併せて12時間断水実施、同年10月27日に解除[一次資料 37]
  • 1968年
  • 1970年
    • 4月5日 - 若松区頓田貯水池に隣接する響灘緑化自然公園に、日本国内10番目、市立のものとしては初となる「玄海青年の家」完成[一次資料 39]
    • 4月20日 - 若松区二島に、同区役所島郷出張所、若松農政事務所、若松消防署島郷出張所が入居する合同庁舎開業[一次資料 40]
    • 5月9日 - 洞海湾の入口付近で浚渫船が機雷に接触して爆発。4人が重軽傷[59]
    • 12月23日 - 八幡区(現八幡東区)桃園に、完成時点で日本国内最大のプラネタリウムを持つ、市立宇宙科学館開業[一次資料 41]
  • 1971年3月29日 - 小倉城内1、2階を改装、郷土資料館開業[一次資料 42]
  • 1972年
 
関門橋、門司区

平成時代

編集
 
スペースワールド

令和時代

編集

政治

編集

行政

編集

市の経常収支比率は、平成16年度決算(2005年3月末まで)の90.6%から、同21年度(2010年3月末まで)は99.8%まで悪化している[37]

市長

編集
歴代市長
氏名 就任年月日 退任年月日
吉田敬太郎 1963年2月10日 1963年3月14日
吉田法晴 1963年3月15日 1967年2月28日
2-6 谷伍平 1967年3月1日 1987年2月19日
7-11 末吉興一 1987年2月20日 2007年2月19日
12-15 北橋健治 2007年2月20日 2023年2月19日
16 武内和久 2023年2月20日 2027年2月19日
(予定)
※市長職務代行者(旧若松市長)

議会

編集

市議会

編集
  • 定数:57人
  • 任期:2025年2月9日

県議会

編集
福岡県議会(北九州市選出)
  • 定数:16名
  • 任期:2023年(令和5年)4月30日〜2027年(令和9年)4月29日
選挙区 氏名 会派名 備考
門司区(2) 稲又進一 公明党
川端耕一 自民党県議団
小倉北区(3) 壹岐和郎 公明党
原田博史 民主県政県議団
中村明彦 自民党県議団
小倉南区(3) 塩出麻里子 公明党
田中雅臣 民主県政県議団 党籍は立憲民主党
吉村悠 自民党県議団
若松区(2) 山本耕一 民主県政県議団 党籍は立憲民主党
中尾正幸 自民党県議団
八幡東区(1) 大塚絹子 新政会
八幡西区(3) 松下正治 公明党
岩元一儀 民主県政県議団 党籍は立憲民主党
松尾統章 自民党県議団
戸畑区(1) 小緑貴吏 自民党県議団

衆議院

編集
選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
福岡県第9区若松区八幡東区八幡西区戸畑区 緒方林太郎 無所属 3 選挙区
福岡県第10区門司区小倉北区小倉南区 城井崇 立憲民主党 4 選挙区

国家機関

編集

官公庁

編集

北九州援護センター (小倉南区北方)

独立行政・特殊法人

編集

施設

編集

警察

編集
本部
警察署

北九州地区の警察署数は10。警察車両のナンバー地名はすべて「北九州」となる。

警察署名称 管轄区域 備考
北九州 門司警察署 北九州市 門司区 警備艇配置
小倉北警察署 小倉北区 北九州地区幹事署 管区機動隊配置
小倉南警察署 小倉南区北九州空港(空港の通常警備は本部直轄) 管区機動隊配置
戸畑警察署 戸畑区
若松警察署 若松区
八幡東警察署 八幡東区
八幡西警察署 八幡西区(東部) 管区機動隊配置
折尾警察署 八幡西区(西部)、中間市遠賀郡芦屋町水巻町岡垣町遠賀町 管区機動隊配置
行橋警察署 行橋市京都郡苅田町(北九州空港を除く)、みやこ町
豊前警察署 豊前市築上郡吉富町上毛町築上町

消防

編集
本部
消防署
  • 門司消防署:門司区大里東一丁目4番10号
    • 老松:門司区浜町三丁目3番22号17
    • 松ヶ江:門司区新門司一丁目1996番地69
    • 門司西:門司区上馬寄一丁目10番18号
  • 小倉北消防署:小倉北区大手町8番38号
    • 浅野:小倉北区浅野三丁目10番50号
    • 井堀:小倉北区井堀二丁目7番5号
    • 富野:小倉北区神幸町2番22号
  • 小倉南消防署:小倉南区若園五丁目1番3号
    • 三谷:小倉南区徳吉南二丁目2番2号
    • 新曽根:小倉南区大字曽根3947番地1
    • 臨空:小倉南区大字朽網801番地1
  • 若松消防署:若松区桜町1番28号
    • 藤ノ木:若松区赤島町11番19号
    • 島郷:若松区鴨生田二丁目3番1号
  • 八幡東消防署:八幡東区春の町二丁目8番13号
    • 高見:八幡東区高見二丁目8番22号
    • 枝光:八幡東区枝光一丁目1番2号
  • 八幡西消防署:八幡西区相生町15番25号
    • 折尾:八幡西区光明一丁目9番20号
    • 黒崎:八幡西区南八千代町2番10号
    • 上津役:八幡西区下上津役一丁目7番3号
    • 楠橋:八幡西区楠橋南二丁目1番1号
  • 戸畑消防署:戸畑区新池二丁目1番15号
    • 大谷:戸畑区東大谷一丁目19番13号

医療

編集
主な医療機関

医療体制

編集
  • 救急医療

北九州市の救急医療体制は機能別応需病院(二次救急)を導入している。これは、北九州独自に症状や臓器など機能別に救急隊員による迅速かつ的確な救急搬送が可能なシステムを導入している。これによりいわゆる、患者のたらい回し、かかりつけ医の持たない傷病者でも迅速な対応が可能となる。

※夜間・休日急患センター : 2ヶ所、休日急患診療所 : 2ヶ所、救急告示病院 : 18ヶ所、地域医療支援病院 : 7ヶ所、災害拠点病院 : 7ヶ所、救命救急センター : 2ヶ所

  • 小児医療(主要疾患)
    • 救急 : 北九州市立八幡病院(一次 - 三次)、北九州総合病院(三次)
    • 周産期 : 北九州市立医療センター、産業医科大学病院、九州病院、国立小倉医療センター
    • 循環器 : 九州病院、北九州総合病院、国立小倉医療センター
    • 内分泌代謝 : 産業医科大学病院など
    • 血液 : 産業医科大学病院など
    • 神経 : 北九州市立総合療育センター、産業医科大学病院、九州労災病院など

郵便局

編集

JP日本郵便は、北九州市と近隣都市のエリアだけで「80x-xxxx」の郵便番号を使いきっているので、近隣自治体分も掲載する。

対外関係

編集

姉妹都市・提携都市

編集

海外

編集
姉妹都市

国内

編集

下関市との交流関係

編集

下関市と北九州市は、関門海峡を挟んで対岸に位置しており、門司市(現門司区)を中心に五市合併以前から交流が盛んである。下関市は北九州市の5%都市圏であり、電車で数分の距離にあることから実質的には同一の生活圏を形成している。下関市と北九州市を合わせて関門(下司から)といい、両市を中心都市とする都市圏関門都市圏」が形成されている。

観光面では、水族館など片方の市にあるものは作らないという方針から、観光客の取り合いのないバランスの取れた関係になっている。小倉城前にて「焼きそばvs焼きうどんバトル」が実施された時には、江島潔・前下関市長が審判を務めた。毎年8月13日に開催される関門海峡花火大会は元々は下関市の恒例行事だったが、門司側の嘆願から第4回以降は下関市と合同で行なっている。門司港地区では下関市唐戸巌流島への定期航路が出ており、両市の観光客の周遊ルートになっている。

下関市と北九州市の越境合併については、山口・福岡両県議会で過半数の議決を得る必要があるなど制度上のハードルが高いこともあり議論は進展していない。道州制の実施を見据え、下関市と北九州市の市域をもってに属さない独立した自治体「関門特別市」を新設する構想が検討されたこともある。

外国公館・施設

編集

経済

編集
 
モノレール小倉線から見た小倉駅周辺

産業

編集
 
八幡製鉄所
(現:日本製鉄九州製鉄所

1901年に操業を開始した八幡製鉄所を契機として、鉄鋼化学窯業電機などの工場が集積する北九州工業地帯を形成し、それら重化学工業が北九州市の経済をリードしてきた。

産業別の就業人口構成(2015年国勢調査)を見ると、第2次産業が23.6%、第3次産業が70.4%であり、第2次産業の割合は政令指定都市の中では浜松市静岡市相模原市に次いで高い[89]製造品出荷額等(工業統計)を見ると、北九州市は2兆1,288億円で、政令指定都市(東京都区部を除く)の中では9番目に高い水準となっている[89]。その内訳を見ると、鉄鋼が37.6%、化学が10.2%、金属が8.5%、窯業・土石が6.9%となっている[89]。以上のように、工業は市の重要な産業であるが、従来の素材型のほか、自動車関連産業など新しい分野の企業進出も進んできている。また、かつて公害克服してきた技術を活かした、リサイクル業をはじめとする環境関連産業が集積する北九州エコタウン[15]や、北九州学術研究都市を拠点として半導体関連企業の研究機関の集積も進んでいる[39]。かつては日本四大工業地帯と言われたが、現在は主要な工業地帯・地域の中で製品出荷額は最も少なく、相対的地位は低下している。そのため現在では北九州工業地域とも言われる。

その他、門司港レトロ地区など観光都市に向けた取り組みを行っている(#観光スポット北九州市ルネッサンス構想を参照)。

企業

編集
 
井筒屋小倉本店
 
オフィスの集積する魚町
北九州市に本社・本店を置く主な企業
編集
北九州市に事業所を置く主な企業
編集
北九州市が発祥の主な企業
編集

情報・通信

編集

マスメディア

編集

新聞社

編集
一般紙
スポーツ紙
通信社、業界紙 他

放送局

編集
テレビ

各放送局とも、皿倉山放送所から電波を発信している。また、皿倉山からの受信が困難な箇所のため、一部補助的に小出力の中継局も設置されている。

民放各局は、市内スタジオからの番組放送は行わない

ラジオ

市内から放送を行うラジオ局

中継局のみ

生活基盤

編集

ライフライン

編集

上下水道

編集
下水道普及率
  • 下水道普及率:99.8%(2013年度末)

教育

編集
 
九州工業大学

大学・短大

編集

高等専門学校

編集

高等学校

編集

中学校

編集

小学校

編集

学校教育以外の施設

編集

交通

編集

九州の玄関口に位置し、九州における主要な国道や鉄道路線の起点であり、また関門海峡に面することから海上においても交通の要衝である。2016年4月24日には東九州自動車道大分市および宮崎市まで直結し、九州自動車道と合わせて交通結節点としての拠点性が向上した。

空港

編集
 
北九州空港
  • 北九州空港(小倉南区空港北町・苅田町空港南町) - 2006年3月16日に苅田町と隣接する周防灘沖に開港。九州で唯一の24時間運用可能な海上空港である。滑走路が、2,500メートルから3,000メートルへ延伸が行われる予定であり、延伸後の新滑走路は2028年度運用開始予定である。

鉄道

編集
 
小倉駅
 
門司港駅
 
日豊本線で運用中のワンマン列車
JR九州813系1100番台
 
北九州高速鉄道
九州旅客鉄道(JR九州)
旧国鉄の九州地区本部である門司鉄道管理局(門鉄)がおかれ、筑豊炭鉱地帯の積出港、九州内鉄道網の要衝として国内でも重点的に鉄道整備がなされた地域である。福岡市と比較してもJRの路線網が充実しており、主要市街地のほとんどにJR駅がある他、鹿児島本線の門司 - 折尾間は複々線(貨客分離)である。市内の中心駅は小倉駅であり、のぞみを含めた全ての新幹線が停車するほか、駅南口は市内最大の繁華街が広がっている。市役所の最寄駅は隣の西小倉駅である。長距離きっぷの場合、下記北九州市内各駅に市内中心駅(小倉駅)までの運賃が適用される(特定都区市内)。
また、小倉駅 - 下関駅は在来線で最速13分と下関から小倉まで通勤・通学圏内である。
西日本旅客鉄道(JR西日本)
北九州高速鉄道
筑豊電気鉄道
平成筑豊鉄道
皿倉登山鉄道
廃止路線
  • 北九州市電(1975年〈昭和50年〉11月1日廃止:貨物のみ)
  • 国鉄香月線(1985年〈昭和60年〉4月1日廃止)
  • 西日本鉄道北九州線
    • 田野浦線:東本町三丁目(→門司) - 田野浦間(1936年〈昭和11年〉1月10日廃止)
    • 門司 - 砂津間(1985年〈昭和60年〉10月20日廃止)
    • 砂津 - 黒崎駅前間(1992年〈平成4年〉10月25日廃止)
    • 黒崎駅前 - 熊西 - 折尾間(2000年〈平成12年〉11月26日廃止)
    • 戸畑線:大門 - 戸畑間(1985年〈昭和60年〉10月20日廃止)
    • 枝光線:中央町 - 幸町間(1985年〈昭和60年〉10月20日廃止)
    • 北方線:魚町 - 北方間(1980年〈昭和55年〉11月2日廃止)
黒崎駅前 - 熊西間は実質的には筑豊電気鉄道線の運行系統に組み込まれながら第3種鉄道事業者として2015年2月28日まで存続していた[一次資料 146]
北方線はモノレール小倉線が代替路線として整備された。

バス

編集

一般路線バス

編集

西日本鉄道(西鉄)グループと、北九州市交通局が運行しているが、運行地域によって棲み分けが行われている(小倉北区、戸畑区、八幡西区、若松区のそれぞれ一部に競合区間がある)。いずれも乗車方法は後乗り前降り後払いで、運賃は整理券による区間制である。

  • 西鉄グループ(西鉄バス北九州西鉄バス筑豊北九西鉄タクシー) - 通称は西鉄西鉄バス。以前は西鉄の直営であったが分社化された。若松区・八幡西区の折尾地区の大部分を除く全域。北九州市内の一般路線の大半は西鉄バス北九州による運行で、黒崎 - 直方間の路線を西鉄バス筑豊が、青葉車庫-大谷池・霧ヶ丘三丁目間の路線を北九西鉄タクシーが運行する。非接触型ICカードのnimocaSUGOCAはやかけんSuicaなど「全国相互利用サービス」対応カードも)が使用可能。
  • 北九州市交通局 - 通称・市営バス。前身が若松市営バスであるため、市内全域には路線を持たず、若松区および八幡西区の折尾地区までが中心範囲。北九州市役所、小倉港松山行きフェリーのりば、戸畑駅への路線として、小倉北区・戸畑区の一部にも路線を持つ。八幡東区にはTHE OUTLET KITAKYUSHU(ジアウトレット北九州)への臨時便を運行している(土曜・日曜・祝日のみ)。かつて非接触型ICカード「ひまわりバスカード」が使用でき、このカードは独自規格であるためnimocaとの相互利用はできなかったが、2021年10月30日以降nimocaに移行しnimocaで市営バスに乗車できるようになった。

このほかに市・交通事業者・地域住民の連携により「おでかけ交通」と称する路線バス・乗合タクシーが運行されている地域がある(西鉄バスがもともと運行されていない区域や、西鉄バス路線が廃止された区域)。

高速バス・特急バス

編集

北九州市と本州・四国を結ぶ中長距離高速バス、北九州市と福岡市や周辺各都市を結ぶ近距離高速バスがある。

本州・四国発着の路線は、いずれも福岡市と本州・四国を結ぶ路線が北九州市を経由するという形態である。これらは「ロイヤルエクスプレス」を除きいずれも北九州市内と福岡市内の区間だけの利用はできない。かつては福岡市より南側の九州内の主要都市と北九州市を結ぶ中長距離高速バスも多く運行されていたが、多くの路線が廃止となり、現在は1路線のみとなった。

北九州市内の主な夜行高速バス停車地を以下に示す。

昼行高速バスは上記以外の場所にも停車する。

以下は路線一覧

  • 広島県以外の本州・四国発着路線はすべて夜行、広島県発着の路線はすべて夜行と昼行、山口県および九州内発着の路線はすべて昼行
  • 九州内路線については北九州市内の停車地は主要停車地のみ記載
愛称名 運行会社 運行区間
首都圏発着
はかた号 西日本鉄道 東京新宿) - 小倉駅前・砂津・引野口
TenryoLINER 天領バス 東京(東京駅・新宿) - 小倉駅新幹線口
オリオンバス オー・ティー・ビー 東京(東京駅) - 小倉駅新幹線口
中部地方発着
どんたく号 西日本鉄道
名鉄バス
名古屋市 - 小倉駅前・砂津・引野口
ロイヤルエクスプレス ロイヤルバス 名古屋市 - 広島市 - 小倉駅新幹線口 - 福岡市
京阪神発着
オリオンバス オー・ティー・ビー 京都市大阪市梅田難波USJ)・神戸市三宮) - 小倉駅新幹線口
ユタカライナー ユタカ交通 京都市・大阪市(梅田・難波)・神戸市(三宮) - 小倉駅新幹線口
@ライナー さくら観光 大阪市(梅田・難波)・神戸市(三宮) - 小倉駅新幹線口
中四国地方発着
出雲ドリーム博多号 JR九州バス
中国JRバス
出雲市松江市雲南市 - 小倉駅新幹線口
ペガサス号 西日本鉄道
両備バス
下津井電鉄
岡山市倉敷市 - 小倉駅前・砂津・引野口
広福ライナー(昼行)
広島ドリーム博多号(夜行)
JR九州バス
広交観光
中国JRバス
広島市 - 小倉南IC
WILLER EXPRESS 祐徳自動車 広島市 - 小倉駅新幹線口
さぬきエクスプレス福岡号 四国高速バス 高松市・丸亀市・坂出市 - 小倉駅前
コトバスエクスプレス 琴平バス 鳴門市徳島市・高松市・宇多津町 - 小倉駅新幹線口
道後エクスプレスふくおか 伊予鉄バス
伊予鉄南予バス
瀬戸内運輸
松山市今治市 - 小倉駅前
九州地方(福岡県外)発着
出島号 長崎県交通局 長崎市 - 基山町 - 引野口・小倉駅前・砂津
福岡県内発着
なかたに号
ひきの号
いとうづ号
西日本鉄道 福岡市(天神) - 中谷・北方・小倉駅前砂津
福岡市(天神) - 引野口 - 小倉駅・砂津
福岡市(天神) - 引野口 - 大蔵・到津・小倉駅・砂津
(愛称名なし) 西鉄バス北九州 福岡市 - 津田 - 苅田町 - 行橋市
北九州空港エアポートバス 西鉄バス北九州 砂津・小倉駅BC - 北九州空港
砂津・小倉駅BC・北方・中谷 - 北九州空港
学研都市ひびきの・折尾駅黒崎BC・引野口 - 北九州空港
福北リムジン 北九西鉄タクシー 福岡市 - 北九州空港
(愛称名なし) 西鉄バス筑豊 福岡市 - 八幡IC - 直方市

道路

編集

高速道路

編集
 
北九州市周辺の高速道路網
(北九州高速道路の路線図より)
 
北九州高速1号線大手町付近
 
北九州ジャンクション
九州道東九州道が接続)
高規格幹線道路高速自動車国道
地域高規格道路都市高速道路

一般道路

編集
 
洞海湾若戸大橋
 
夜の若戸大橋
若松区側からの景観)
 
洞海湾の下をくぐる若戸トンネル
戸畑区側)
 
新北九州空港道路の連絡橋部
小倉南区苅田町の境界付近)
地域高規格道路(一般有料道路を含む)
その他の一般有料道路
一般国道

県道(主要地方道)

編集

市道

編集
  • 槻田あおぞら通り
    北九州市八幡東区茶屋町から同区石坪町にかけて、市街地内にある延長0.9 kmにわたるコミュニティ道路の愛称。法廷路線名は、北九州市道 石坪町5号線・石坪町10号線ほか[91]。槻田地域は昭和10年頃に土地区画整理により整備された住宅地域であるが、幹線道路の抜け道としての利用や迷惑駐車による環境悪化から、コミュニティ道路として整備されたものである。道路の中には幅1.5–2.5メートルある人工の小川が作られていて、噴水やせせらぎが創出されている。歩道には、トンボ・カワセミ・ホタルなどの70センチ四方のレリーフ版が20メートル間隔ではめ込まれている。また、植樹帯の街路樹は、四季の変化に応じ花や新緑、紅葉が楽しめる樹種が配置されていて、付近を流れる槻田川も河岸のサクラや川床の玉石敷き、子供が遊べる環境を作っていることから、河川・道路・公園が一体となって整備されている[91]。整備計画に当たっては、北九州市と地域住民が一体となって進められ、完成の際に住民による道路やせせらぎ広場の命名、自治会からは「みんなで守る標語碑」やニシキゴイの寄贈を受けている[91]。道路施設の維持管理の地域の年中行事として行われており、地域住民に守られるコミュニティ道路として、1986年(昭和61年)8月10日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」に選定されている[92]

主要都市までの距離

編集
小倉北区中心部から

港湾

編集

北九州港は貨物取扱量・輸出入総額ともに西日本(九州・中国・四国)で最大の港湾である[要出典]。なお、港湾法上は下関港と一元化した関門港として扱われており国際拠点港湾に指定されているが、港湾管理者の一元化はされていない(経緯および詳細はそれぞれの項目を参照)。

2004年にトヨタ自動車が物流機能を設けたほか、2005年3月には響灘地区に「ひびきコンテナターミナルアの中枢港湾に向けた取り組みが活発化している。

定期旅客航路

編集
 
若戸渡船

観光

編集

夏の祭りが盛んな地域で、各地区ごとに特色ある文化を伝えるほか、花火大会等も頻繁に行われている。雄大な自然や門司駅レトロ地区などの歴史系の観光スポット等も備えるが、近年では従来の観光に対する考え方にとらわれず、北九州工業地帯の歴史や工場群のダイナミックな景観を生かし、産業観光工場萌え(工場観賞クルージング等)、映画の撮影地として市内で頻繁にロケが行われていることから撮影地を巡るツアー、あるいは角打ち体験などニッチな体験型観光の掘り起しも盛んである。

文化財

編集

百選

編集

名所・旧跡

編集

神社仏閣

編集

観光スポット

編集
皿倉山山頂(八幡東区)
新日本三大夜景」の一つ[31]。山頂へは、皿倉山ケーブルカーと、ケーブルカー山上駅を発着するスロープカーを利用することでアクセス可能。山頂にはレストランのある展望台がある。通常平日は上りケーブルカーは17時台、下りは18時までの運行だが、土、日、祝日、および7月から9月とゴールデンウィーク前後の2週間は平日も含め毎日、ケーブルカー、スロープカーともに上り20時台、下り21時30分までの運行となる。また、土日祝の午後のみ、八幡駅とケーブルカー山麓駅の間に無料送迎バスが運行されている。(八幡東区
門司港レトロ地区(門司区)
JR門司港駅周辺地域に、門司港駅舎などの歴史的建造物と、ホテル・観光商業施設などを整備した観光スポット。レトロフェスタ(5月)をはじめ様々なイベントが行われている。(門司区門司港地区)
小倉城、小倉城庭園(小倉北区)
1602年細川忠興によって築造、その後小笠原15万石の居城として城下は栄えた。長州征討により1866年焼失したが1959年天守を再建、改装を経てハイテク歴史資料館となっている。最上階が展望室となっているほか、1998年隣接地に小倉城庭園が築かれ、小笠原流礼法の拠点としての機能も果たしている。
森鷗外旧居(小倉北区)
森鴎外は1899年から1902年までの3年間、陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任した。その際の居宅の1つが保存されている。(小倉北区鍛冶町
平尾台(小倉南区)
日本有数のカルスト地形。羊の群れのように見える羊群原の独特の風景や、千仏鍾乳洞をはじめとする鍾乳洞の内部を見ることができる。(小倉南区ほか)
北九州市立いのちのたび博物館(八幡東区)
自然史系の博物館としては国内第二位の規模を持つ。多種多様の生物の骨格標本や本物と見紛うばかりの迫力ある恐竜ショーが楽しめるエンバイラマ館や、日本に2カ所しかない月の石などがみどころ。
八幡製鐵所東田第一高炉跡(八幡東区)
1901年に八幡製鐵所の高炉として建造され1972年の操業終了後、解体保留されていたが、2001年の北九州博覧祭2001を契機に東田第一高炉を保存、整備した。転炉、トーピードカーも高炉と一緒に保存されている。

博物館・美術館

編集
 
北九州市立いのちのたび博物館(2003年10月22日撮影)

文化・商業施設

編集

温泉・冷泉

編集

近年ボーリングにより発掘された泉源から湧出し、温泉施設も近年建設されたものが多い。

  • 清麿鉱泉(単純冷鉱泉、小倉南区葛原)
  • 寺迫ラジウム温泉(放射能泉 小倉南区沼緑)
  • 日明温泉(スパリゾートパビリオ日明の湯 ナトリウム塩化物強塩泉、小倉北区日明)
  • 東田温泉(ゆったり温泉シーサイドスパ、含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉、八幡東区東田
  • 河内温泉(あじさいの湯、アルカリ性単純温泉、八幡東区河内)
  • 本城温泉(おとぎの杜、アルカリ性単純温泉、八幡西区御開)
  • 若松ひびき温泉(かんぽの宿北九州、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、若松区有毛)
  • 輝泉 くさみ温泉(ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・塩化物温泉、小倉南区朽網)

自然・公園等

編集

文化・名物

編集

祭事・催事

編集

祭事

編集
  • 井手浦の尻ふり祭(小倉南区、1月)
  • 脇の浦はだか祭(若松区、1月)
  • 火野葦平忌(若松区、1月)
  • 和布刈神事(門司区、2月)
  • 八坂神社節分祭(小倉北区、2月)
  • 北九州演劇フェスティバル(小倉北区、3月)
  • 北九州芸術祭(市内各地、4-5月)
  • 若松恵比須神社春季大祭(若松区、4月)
  • 吉祥寺藤まつり(八幡西区、4月)
  • 沼楽(小倉南区、5月)
  • 門司港レトロフェスタ(門司区、5月)
  • とばた菖蒲まつり(戸畑区、6月)
  • 若松あじさい祭り(若松区、6月)[94]
  • 前田祇園山笠(八幡東区、7月)
  • 二島祇園(若松区、7月)
  • 皿倉山八文字焼(八幡東区、8月)
  • 小文字焼(小倉北区、8月)
  • 木屋瀬盆踊(八幡西区、8月)
  • まつりみなみ(小倉南区、8月)
  • 小倉城薪能(小倉北区、9月)
  • 合馬神楽(小倉南区、9月)
  • 横代神楽(小倉南区、10月)
  • 筑前黒崎宿場まつり(八幡西区、10月)
  • 北九州国際音楽祭(市内各地、10-11月)
  • 小倉城菊花展(小倉北区、11月)
  • 筑前木屋瀬宿場まつり(八幡西区、11月)
  • 大積神楽(門司区、11月)
  • 若松恵比須神社例大祭「冬のおえべっさん」(若松区、12月)
  • 隠蓑のしびきせ祭(小倉南区、12月)

その他の祭り

編集
わっしょい百万夏まつり(小倉北区)
8月第1土日 市内最大の祭。市役所前にて市内各地の祭山車が勢ぞろいする。また市の祭りで最大規模の露店や1万人超で行われる百万踊り、都心部で行われる花火大会が見どころ。
小倉祇園太鼓(小倉北区)
7月第3金土日 県無形文化財 「無法松の一生」で有名。太鼓を横置きにして両面をドロカン(表裏)2名で勇壮に打ち鳴らす。毎年100団体前後が出場し、観客動員40万人と県下有数の祭りである。
戸畑祇園大山笠(戸畑区)
7月第4金土日 国無形文化財 中日の大山笠競演会が見どころ。昼夜で衣替えするのが特徴で昼は清楚に、夜は309個の提灯が街を照らし出す。
黒崎祇園山笠(八幡西区)
7月第3金土日 県無形文化財 喧嘩山笠とも言われ人形と灯で飾られた大きな人形山笠が回転する迫力は壮観である。
まつり起業祭八幡(八幡東区)
11月3日前後 八幡製鉄の創業を記念して行われている祭り 露店、ステージショー、スポーツイベントなどの混在した地域密着型の祭である。製鉄所の一般公開も行われる。
門司みなと祭
5月第3土日 日本三大港祭の一つ レトロな港町を舞台にダンス、パレードや艦艇の公開などが行われる。
若松みなと祭り
7月第3金土日 かつて石炭積み出し港として栄えた若松で運搬船の船頭が打ち鳴らした五平太ばやしが鳴り響く、期間中にくきのうみ花火の祭典を実施。

主な花火大会

編集
くきのうみ花火の祭典(戸畑区・若松区)
7月第3週末 打ち上げ数4000発 若松みなと祭りの会期中に実施。若戸大橋からのナイアガラがみどころ。
わっしょい百万夏まつり(小倉北区)
8月第1日 打ち上げ数 3000発 小倉都心部で間近に見られることが特徴。
関門海峡花火大会下関市・門司)
例年8月13日に開催。打ち上げ数15000発を誇り、規模、観客動員共に西日本有数。下関市と共催で海峡の両岸から打ち上げる花火や尺玉百連発、2尺玉などが見どころ。混雑が激しくJR等の公共交通機関を利用したい。

催事

編集
毎年開催される大会
過去に開催された大会
  • 2002年世界車椅子バスケットボール選手権大会・北九州(北九州ゴールドカップ2002)
    アジア初開催。8月23日 - 9月1日の10日間、北九州市立総合体育館で開催された。
  • 全国選抜高等学校テニス大会(2003年まで)
    毎年3月に、八幡西区の北九州プリンスホテル(当時)テニスコートを主会場に行われていたが福岡市に会場を変更。
  • 第12回アジアジュニア卓球選手権2006北九州大会(2006年)
    福原愛らが出場。
  • 朝日駅伝
    福岡市からスタートし、北九州市がゴールとなる。
  • 九州一周駅伝
    2013年まで毎年10月に開催、9日目最終区途中 - ゴールまでと、最終日スタート - 2区途中まで市内を通っていた。

名産・特産

編集
  • 焼きカレー(門司区) - カレーにチーズや卵をのせて焼いた門司港発祥のメニュー[95]
  • フグ(門司区) - 対岸の下関が有名な関門海峡のふぐだが、門司区にも専門店が多数[95]
  • ウニ(若松区) - アカウニ、バフンウニ、ムラサキウニの3種類があり、種類によって漁期が異なる[一次資料 147]。アカウニの稚ウニを放流し、資源の維持を図っている[一次資料 147]
  • 屋台おはぎ(小倉) - 旦過の屋台では、酒を販売しない(持込みは可)代わりにおはぎを販売している。余談だが、北九州市一円にチェーン展開をするうどん店(資さんうどん)でも、おはぎを販売している。
  • 鰯のぬか炊き(小倉北区・小倉南区) - 青魚をぬかみそで炊き込んだ江戸時代から伝わる郷土料理。イワシやサバなどを、醤油、みりん、砂糖などを加えて煮込み、最後にぬかみそを調味料として加え、煮込む[95]。別名「じんだ煮」[96]
  • 合馬たけのこ(小倉南区) - 全国に出荷され、関西の高級料亭などでも極上品として扱われる。柔らかくてえぐみがなく歯触りもよい[95]
  • 小倉牛(小倉南区) - 市内で飼育された黒毛和牛の中から厳選[95]
  • 小倉ロールケーキ(小倉) - ロールケーキでの街おこしを目的とし、「小倉ロールケーキ研究会」が発足している。北九州モノレールとタイアップし、「ロールケーキ列車」などのイベントも行われている。
  • 大葉春菊(小倉南区) - 一般的な春菊とは違い、ギザギザがなく丸い葉っぱが特徴[95]
  • 一粒かき(門司区・小倉南区) - 豊前海で養殖され、殻つきのまま販売されるブランドかき。栄養分の多い海で育った粒が大きく、のど越しも良い[95]
  • 焼きうどん(小倉北区・小倉南区) - 戦後食糧難の時代に、小倉で生まれた焼うどん。干したうどん(乾麺)を使うのが特徴[95]
  • 山芋鉄板
  • くろがね堅パン(八幡) - 八幡製鐵所の工員向けカロリー補給食として開発されたと言われる。以前に比べ硬さは落ちたといわれるがかなり硬い。歯が悪い人は牛乳などに浸して食べるのがよい。
  • くろがね羊羹(八幡) - 堅パン同様、八幡製鐵発祥のお菓子だが、こちらは一般的な羊羹である。
  • かしわめし(八幡) - 折尾駅の駅弁として有名だが、若松、黒崎、八幡、戸畑、小倉の各駅でも販売を行っている。折尾駅ではホームで立ち売りを行っている。
  • かしわうどん - 駅ホームのうどん。鶏肉でだしをとり、鶏そぼろが具に入っている。小倉駅の「ぷらっとぴっと」と折尾駅・黒崎駅・若松駅の東筑軒で食べることができる(小倉駅のぷらっとぴっとは漫画『クッキングパパ』59巻で紹介されている)。
  • 八幡ぎょうざ(八幡) - かつて八幡製鐵所に勤務する労働者の間で、スタミナ食として餃子がよく食べられていた。
  • 関門海峡たこ(小倉・門司) - 福岡県北九州市と山口県下関市との間にある関門海峡で育った真蛸(まだこ)。
  • 戸畑ちゃんぽん - ちゃんぽんの元祖は長崎市であるが、北九州市では「ちゃんぽん」を出す食堂やラーメン屋などが多い。細い蒸し麺に特徴がある。JR戸畑駅近くの商店街など数店で食べられる。
  • ちゃんらー - 門司港周辺で食べられる麺料理。
  • ご当地バーガー
  • 銘菓
  • 小倉織(小倉) - 江戸時代の豊前小倉藩の特産物としてつくられた織物で、主に縦縞を特徴とした良質で丈夫な木綿布。徳川家康羽織として使用するなど、当時は珍重され、その後全国的に広まった。昭和初期に途絶えたが、後に復元された。
  • 孫次(戸畑) - 郷土玩具、セミ等の形をした凧、福岡県知事指定特産工芸品・民芸品。
  • 発祥

    編集

    北九州市発祥のもの

    編集

    小倉市発祥のもの

    その他

    スポーツ

    編集

    プロスポーツ

    編集
    日本トップリーグ連携機構
    名称 競技種目 所属リーグ 本拠地 運営会社・団体 設立
    ギラヴァンツ北九州 サッカー Jリーグ ミクニワールドスタジアム北九州 株式会社ギラヴァンツ北九州 1947年
    ボルクバレット北九州 フットサル Fリーグ 北九州市立総合体育館 一般社団法人UBUNTU FS プロモーション 2006年
    タカギ北九州ウォーターウェーブ ソフトボール JDリーグ 北九州市立桃園球場 タカギ 2017年
    北九州下関フェニックス 野球 九州アジアリーグ 北九州市民球場など 福岡北九州フェニックス株式会社 2021年
    市内で活動するチーム
    かつて活動していたチーム

    社会人スポーツ

    編集
    市内で活動するチーム
    かつて活動していたチーム

    公営競技

    編集

    北九州市は全国で唯一、4つある公営競技のうち、競馬競輪競艇がそろっている自治体である。なおかつ競輪場競艇場の両方を所有する全国唯一の自治体でもある。

    小倉競馬場
    小倉南区北方にある競馬場。JRA競馬場では最西端に位置する。北九州モノレール競馬場前駅と直結している。
    小倉競輪場北九州メディアドーム
    小倉北区三萩野にある競輪場。1998年、旧・小倉競輪場(1997年まで使用)に隣接する三萩野陸上競技場跡地に開設された。西日本で唯一の全天候型競輪場(1周400mバンク)を持つとともに、多目的アリーナとしても使用され、コンサートスポーツ・文化系イベントと幅広く活用できるようになっている。この他、かつては門司競輪場も存在した。
    若松競艇場
    若松区赤岩町にある、1952年開設の競艇場。2004年からナイター競走(パイナップルナイター)をほぼ1年中実施している。隣接する遠賀郡芦屋町にも芦屋競艇場があり、日程を決める際重複しないように調整が行われている。

    出身関連著名人

    編集

    北九州市(または旧5市)を舞台とする作品

    編集

    映画

    編集

    1989年から積極的に誘致を開始、2000年には「北九州フィルム・コミッション」を設置した。

    北九州市発足以前

    編集

    北九州市発足以後

    編集
    作中、北九州市(または旧5市)として登場する映画
    編集
    北九州市が舞台ではないが市内でロケが行われた映画
    編集

    テレビドラマ

    編集

    小説

    編集

    脚注

    編集

    注釈

    編集
    1. ^ 日本以外では、アメリカ合衆国デトロイトイギリスグラスゴーイタリアナポリなどがこれに当てはまる。北九州市を含む4都市とも、かつては基幹産業が隆盛を誇ったが、その後の産業衰退や都市の利便性低下によって人口が流出したという共通点がある。
    2. ^ 本店は門司区[一次資料 105]、本社は東京都中央区[一次資料 106]
    3. ^ 北九州本社・福岡本社の2本社体制[一次資料 108]、本店は福岡市博多区[一次資料 109]
    4. ^ 本部は北九州市門司区[一次資料 112]、本店は神戸市東灘区[一次資料 113]
    5. ^ 本店は若松区[一次資料 141]、本社は東京都中央区[一次資料 142]

    出典

    編集
    1. ^ 平成27年 行政視察報告 総務財政委員会 視察報告書(福岡県北九州市)”. 杉並区議会総務財政委員会. 2017年6月18日閲覧。
    2. ^ “一見、玩具・双眼鏡 不思議な北九州市の公共建築”. NIKKEI STYLE (日本経済新聞社). (2015年7月13日). https://style.nikkei.com/article/DGXMZO88705330Q5A630C1000000/ 2019年9月2日閲覧。 
    3. ^ a b c “「北九州市」生まれる けさ盛大に開庁式”. 毎日新聞 (毎日新聞西部本社). (1963年2月10日) 
    4. ^ “「中国地方」住みたい街ランキングトップ10、1位に輝いたアノお城がある街とは?”. ZUU online (ZUU). (2015年5月30日). https://zuuonline.com/archives/62290 2019年9月2日閲覧。 
    5. ^ OECD 2013, pp. 111.
    6. ^ “国家戦略特区の福岡市の高島宗一郎市長「首相のリーダーシップ欠かせない」「耳疑った民進の停止法案」”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2017年6月15日). https://www.sankei.com/article/20170615-56I4CBXWG5ILLKV53IQZXXVBEY/ 2019年9月2日閲覧。 
    7. ^ a b c 九州旅客鉄道 1989, p. 231.
    8. ^ “北九州―宮崎、高速で直結 東九州道椎田南―豊前が開通”. 日本経済新聞. 共同通信 (日本経済新聞社). (2016年4月25日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASJC24H0J_U6A420C1ACY000/ 2017年6月18日閲覧。 
    9. ^ 支店概要|日本銀行北九州支店”. www3.boj.or.jp. 2024年5月27日閲覧。
    10. ^ 支店の歴史|日本銀行北九州支店”. www3.boj.or.jp. 2024年5月27日閲覧。
    11. ^ OECD 2013, p. 14.
    12. ^ a b アクロス福岡文化誌編纂委員会 2016, p. 76.
    13. ^ 公害克服への取り組み”. 北九州市. 2022年6月19日閲覧。
    14. ^ OECD 2013, p. 35.
    15. ^ a b OECD 2013, pp. 38–42.
    16. ^ 環境首都を目指す取組”. 北九州市. 2024年6月27日閲覧。
    17. ^ 北九州フィルム・コミッション - 北九州市”. www.city.kitakyushu.lg.jp. 2021年2月17日閲覧。
    18. ^ a b 北九州空港が変える福岡市と北九州市の将来”. 公益財団法人アジア成長研究所. 2024年5月27日閲覧。
    19. ^ 人口の推移”. 北九州市. 2021年2月18日閲覧。
    20. ^ 高齢者人口・高齢化率”. 北九州市. 2021年2月18日閲覧。
    21. ^ a b 柳田桃太郎「北九州五市合併のうらばなし」『市政』第11巻第12号、全国市長会、1962年12月、35-40頁、2023年8月25日閲覧 
    22. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『北九州五市合併の記録』北九州市企画室、1963年、63-65頁。 
    23. ^ a b 劉寒吉「北九州市命名由来(北九州風土記〈1〉)」『市政』第16巻第7号、全国市長会、1967年7月、85-88頁、2023年8月25日閲覧 
    24. ^ No.12 五市合併”. 西日本シティ銀行 (1999年8月). 2017年6月18日閲覧。
    25. ^ 都市疎開実施要綱”. 国立国会図書館. 2020年9月25日閲覧。
    26. ^ 瀧本文治 (2020). “東邦瓦斯株式会社の設立と変遷 ―大上海瓦斯株式会社の前史として―”. 『立命館経済学』第69巻第2号: 66. 
    27. ^ a b 川村文三郎「海図から見た関門海峡」『地図』第7巻第4号、日本地図学会、東京、1969年、11-19頁、doi:10.11212/jjca1963.7.4_11ISSN 0009-4897NAID 1300039993172017年6月18日閲覧 
    28. ^ OECD 2013, pp. 54.
    29. ^ a b 土地条件調査解説書「北九州地区」”. 国土地理院 (2010年11月). 2017年6月18日閲覧。
    30. ^ 沿岸海域基礎調査報告書(行橋地区)”. 国土地理院 (2003年). 2017年6月18日閲覧。
    31. ^ a b “星空ビアガーデン:夜景の美しさ、ビールのうまさ 北九州”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2016年7月29日). https://mainichi.jp/articles/20160729/k00/00m/040/118000c 2019年9月2日閲覧。 
    32. ^ 浜田清吉「北九州平尾台のカルスト地形」『山口大学理学会誌』第3号、山口大学理学会、山口、1952年7月、29-34頁、ISSN 0372767XNAID 400185554572017年6月18日閲覧 
    33. ^ OECD 2013, p. 30.
    34. ^ 中江訓・尾崎正紀・太田正道・藪本美孝・松浦浩久・富田宰臣郎「小倉地域の地質」福岡(14)第34号、通商産業省工業技術院地質調査所、つくば、1998年3月、NCID BA37473524OCLC 440768572017年6月18日閲覧 
    35. ^ 空港北町 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年8月19日閲覧。
    36. ^ 北九州市政だより 昭和49年1月15日号 P4「五区から七区へ」 北九州市 (PDF)
    37. ^ a b 【北九州再興への選択】(下)「市民派」市長の限界」『産経ニュース』産経新聞社、2014年8月9日。2024年1月23日閲覧。
    38. ^ 鎌田康「コメンタリー 北九州貨物ターミナル駅の開業」『JR gazette』第60巻第7号、交通新聞社、2002年7月、62-64頁、ISSN 13435620NAID 400055467412017年6月18日閲覧 
    39. ^ a b c d e f g OECD 2013, pp. 84.
    40. ^ 折尾駅の駅舎移転工事がスタート  北九州市   16年度新駅舎完成予定 ふくおか経済Web
    41. ^ JR折尾駅新駅舎が完成 来月2日から供用開始 - 福岡・佐賀 KBC NEWS
    42. ^ a b 梅本和秀「中心市街地活性化の取り組み」『日本不動産学会誌』第26巻第3号、日本不動産学会、2012年、6-7頁、doi:10.5736/jares.26.3_3ISSN 09113576NAID 1300052857112017年6月18日閲覧 
    43. ^ 宮町良広「地方中心都市における小売業の再生に関する考察 : 山口県下関市を事例として」『大分大学経済論集』第51巻第3-4号、大分大学経済学会、1999年11月、244-271頁、ISSN 04740157NCID AN000272962020年3月24日閲覧 
    44. ^ 北九州市政だより 平成25年(2013年)1月1日号”. 北九州市. 2024年4月26日閲覧。
    45. ^ OECD 2013, p. 23.
    46. ^ a b “北九州市の人口、95万人台に減少”. 西日本新聞 (西日本新聞社). (2015年4月11日). オリジナルの2015年4月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150424213125/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/161983 
    47. ^ “【北九州再興への選択 (中)】沈むものづくりの街 「市の工夫足りない」経済界から嘆き(3/5ページ)”. 産経ニュース (The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL). (2014年8月8日). https://www.sankei.com/article/20140808-5Y6GLXMNFJJL7K6RXFXD37YYIE/3/ 2015年1月14日閲覧。 
    48. ^ “【北九州再興への選択 (中)】沈むものづくりの街 「市の工夫足りない」経済界から嘆き(4/5ページ)”. 産経ニュース (The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL). (2014年8月8日). https://www.sankei.com/article/20140808-5Y6GLXMNFJJL7K6RXFXD37YYIE/4/ 2015年1月14日閲覧。 
    49. ^ “27年国勢調査 福岡都市圏“独り勝ち” 北九州市と長崎市は大幅減”. 産経ニュース (The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL). (2016年2月27日). https://www.sankei.com/article/20160227-DFPDWS7ULBP3VHBKAAKEYV55OY/ 2016年8月5日閲覧。 
    50. ^ “北九州市の人口減全国最大…福岡市は2番目の増加数 国勢調査速報値”. 西日本新聞 (西日本新聞社). (2021年6月25日). https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/760816/ 2021年6月26日閲覧。 
    51. ^ 九州旅客鉄道 1989, p. 65.
    52. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、101頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
    53. ^ 「北九州五市合併」『日本経済新聞』昭和25年6月10日3面
    54. ^ 九州旅客鉄道 1989, p. 141.
    55. ^ 小学館辞典編集部 2007, p. 207.
    56. ^ 「44店舗を焼く 北九州市で火災」『中國新聞』昭和45年1月17日 夕刊 7面
    57. ^ カネミ油症について ~正しく知る。温かく支える。~ 厚生労働省
    58. ^ 脱臭缶加熱コイルの穴あきによる食用油へのPCB混入 失敗知識データベース
    59. ^ 機雷?爆発 四人けが しゅんせつ船ふれる『朝日新聞』1970年(昭和45年)5月10日朝刊 12版 15面
    60. ^ OECD 2013, p. 38.
    61. ^ OECD 2013, p. 40.
    62. ^ a b 貧困と生活保護(39) 人を死なせる福祉の対応(中)北九州市の悲劇”. yomiDr./ヨミドクター(読売新聞) (2016年9月23日). 2020年6月9日閲覧。
    63. ^ “環境モデル都市に横浜など6自治体 先進性を評価”. asahi.com (朝日新聞社). (2008年7月22日). http://www.asahi.com/eco/TKY200807220127.html 2019年9月2日閲覧。 
    64. ^ “北九州・G7エネ相会合 きょう開幕 会場に小倉織の装飾”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2016年5月1日). https://mainichi.jp/articles/20160501/ddl/k40/010/252000c 2019年9月2日閲覧。 
    65. ^ “ピッチ近い客席、サッカー間近に 北九州スタジアム完成”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2017年2月10日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO12785020Q7A210C1LX0000/ 2019年9月2日閲覧。 
    66. ^ OECDの持続可能な開発目標推進、アジアで初のモデル都市に”. 毎日新聞社 (2018年4月24日). 2018年6月1日閲覧。
    67. ^ 北九州市、20年の東アジア文化都市に 文化庁が選定”. 西日本新聞社 (2018年8月8日). 2019年2月9日閲覧。
    68. ^ 若戸大橋・トンネルの通行無料に 1日6900台の通行増見込む”. 西日本新聞社 (2018年12月1日). 2018年12月1日閲覧。
    69. ^ 北九州市立「子ども図書館」22日開館 世界90言語の絵本紹介”. 西日本新聞社 (2018年12月20日). 2019年9月2日閲覧。
    70. ^ 大正ロマン復元、JR門司港駅が全面開業 タモリさん駆け付け式典”. 産業経済新聞社 (2019年3月10日). 2019年3月10日閲覧。
    71. ^ 東アジア文化都市北九州2020▶21サイト
    72. ^ 世界洋上風力サミット2021 (Global Offshore Wind Summit – Japan 2021) の開催について 北九州港(2021年7月19日)
    73. ^ 2021世界体操・新体操選手権北九州大会 北九州市特設サイト(2021年7月9日)
    74. ^ “JR九州、小倉総合車両センターに「小倉工場鉄道ランド」4/23開設へ”. マイナビニュース. (2022年3月24日). https://news.mynavi.jp/article/20220324-2302670/ 2022年4月9日閲覧。 
    75. ^ “夜空彩り3年ぶり北九州で「わっしょい」開幕”. 西日本新聞. (2022年8月5日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/968503/ 2022年8月7日閲覧。 
    76. ^ “旦過市場でまた火災 複数店に延焼、小倉昭和館にも炎”. 西日本新聞me. (2022年8月10日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/970988/ 2022年8月10日閲覧。 
    77. ^ 旦過市場の大規模火災、業務上失火の疑いで飲食店経営者を書類送検:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年12月28日). 2024年1月16日閲覧。
    78. ^ 北九州の商店街・魚町銀天街付近で火災 複数の建物に延焼か”. 毎日新聞. 2024年1月16日閲覧。
    79. ^ 北九州 小倉北区飲食店火災 35店舗 約2900平方メートル焼ける - NHK NEWS WEB、2024年1月4日
    80. ^ 小倉北区魚町の火災について(令和6年1月9日 北九州市)”. 北九州市. 2024‐01‐16閲覧。
    81. ^ 本日のお客様~北九州地方・家庭裁判所本庁昇格期成会のみなさま|自由民主党 参議院議員 大家さとし
    82. ^ “北九州市港湾局/米タコマ港と姉妹港会議。ひびきCT整備など説明”. 日本海事新聞電子版 (日本海事新聞社). (2001年11月20日). https://www.jmd.co.jp/article.php?no=32418 2019年9月2日閲覧。 
    83. ^ 吉田啓 (2019年6月25日). “日米の港町提携60年 歌で祝おう”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASM6N3QB3M6NTIPE008.html 2019年9月2日閲覧。 
    84. ^ “北九州と大連友好40年刻む記念館 門司港レトロに10月開設”. 西日本新聞北九州版 (西日本新聞社). (2018年9月19日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/450663/ 2019年9月2日閲覧。 
    85. ^ “北九州市 韓国姉妹都市の行事に招かれず”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年8月20日). https://mainichi.jp/articles/20190820/k00/00m/040/088000c 2019年9月2日閲覧。 
    86. ^ a b 「環境姉妹都市」で提携 北九州とスラバヤ 未来型のまちづくりへ 経験をアジアで共有」『じゃかるた新聞』PT. BINA KOMUNIKA ASIATAMA社、2012年11月13日。2023年6月12日閲覧。
    87. ^ “交流会:留学生と企業の日越交流に90人 小倉北で6回目”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2016年2月2日). https://mainichi.jp/articles/20160202/ddl/k40/040/448000c 2019年9月2日閲覧。 
    88. ^ “北九州市とプノンペン 首都と初の締結 経済、文化交流へ”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2016年3月30日). https://mainichi.jp/articles/20160330/ddl/k40/010/490000c 2019年9月2日閲覧。 
    89. ^ a b c 東洋経済新報社 2013, pp. 14–15.
    90. ^ “寄せ集め所帯まとめた「明朗親和」 幻に終わった新路線計画”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2013年11月18日). https://www.sankei.com/economy/news/131118/ecn1311180022-n5.html 2019年9月2日閲覧。 
    91. ^ a b c 「日本の道100選」研究会 2002, p. 193.
    92. ^ 「日本の道100選」研究会 2002, pp. 192–193.
    93. ^ 北九州市立 旧百三十銀行ギャラリーホームページ
    94. ^ “若松あじさい祭り:高塔山公園でにぎわう”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年6月16日). https://mainichi.jp/articles/20190616/ddl/k40/040/286000c 2019年9月2日閲覧。 
    95. ^ a b c d e f g h 東洋経済新報社 2013, p. 19.
    96. ^ “北九州の煮魚 ぬか床がミソ”. 日本経済新聞夕刊 (日本経済新聞社). (2015年6月3日). https://style.nikkei.com/article/DGXKZO87582840S5A600C1NZ1P01/ 2019年9月2日閲覧。 
    97. ^ a b c d e 東洋経済新報社 2013, pp. 16–17.
    98. ^ ゼンリン『北九州美味本』ゼンリン、2006年、103頁。 

    一次資料や記事主題の関係者による情報源

    1. ^ a b 市のシンボル”. 北九州市. 2019年9月2日閲覧。
    2. ^ アジア交流広域都市圏の形成に関する調査報告書(アジア交流広域都市圏の形成促進に向けた戦略的な連携方策に関する調査)”. 国土交通省国土計画局・国土交通省九州地方整備局 (2009年3月). 2017年6月18日閲覧。
    3. ^ 平成27年 行政視察報告 総務財政委員会 視察報告書(福岡県北九州市)”. 杉並区議会総務財政委員会. 2017年6月18日閲覧。
    4. ^ 「新・海辺のマスタープラン」~魅力ある海辺づくり計画~(資料編)” (PDF). 北九州市港湾空港局総務部総務経営課. p. 6 (2016年11月). 2017年6月18日閲覧。
    5. ^ 水環境保全技術研修マニュアル:総論”. 海外環境協力センター. p. 225 (1998年3月). 2017年6月18日閲覧。
    6. ^ 豊前豊後沿岸 海岸保全基本計画書”. 福岡県・大分県. pp. 14-18 (2003年3月). 2017年6月18日閲覧。
    7. ^ a b c 北九州市建設局公園緑地部 (2013). 北九州市公園の本. 北九州市建設局公園緑地部. p. 62 
    8. ^ 高塔山公園”. 北九州市. 2018年2月15日閲覧。
    9. ^ 中央公園(金比羅山)”. 北九州市. 2018年2月15日閲覧。
    10. ^ 古城山”. 北九州市観光サイト. 2018年2月15日閲覧。
    11. ^ a b 北九州港案内図”. 北九州市港湾空港局物流振興課 (2017年3月). 2017年6月18日閲覧。
    12. ^ a b c 合金鉄溶解炉設備建設事業に係る環境影響評価方法書(第3章 地域特性の把握)”. 新日本製鉄株式会社八幡製鉄所 (2008年5月). 2017年6月18日閲覧。
    13. ^ a b 関門海峡の気候の特徴”. 国土交通省九州地方整備局. 2017年6月18日閲覧。
    14. ^ 天気のはなし”. 福岡管区気象台. 2018年2月27日閲覧。
    15. ^ 九州北部地方の天候の特徴”. 福岡管区気象台. 2018年2月28日閲覧。
    16. ^ a b c 北九州市中心市街地活性化基本計画の概要(小倉地区)”. 北九州市 (2008年7月). 2018年3月28日閲覧。
    17. ^ a b 北九州市立地適正化計画”. 北九州市. p. 2 (2017年4月). 2019年3月2日閲覧。
    18. ^ a b c 北九州市中心市街地活性化基本計画(小倉地区)2章:位置及び区域”. 北九州市. p. 1-2. 2019年3月2日閲覧。
    19. ^ 小倉城と小倉藩”. 小倉北区役所. 2019年3月2日閲覧。
    20. ^ a b 北九州市中心市街地活性化基本計画(小倉地区・黒崎地区)について”. 北九州市建築都市局都心・副都心開発室. 2019年3月2日閲覧。
    21. ^ 北九州市中心市街地活性化基本計画(小倉地区)7章:商業の活性化”. 北九州市. p. 1. 2019年3月2日閲覧。
    22. ^ 小倉駅新幹線口地区整備構想”. 北九州市. p. 2-5. 2019年3月2日閲覧。
    23. ^ 認定中心市街地活性化基本計画”. 北九州市. p. 1. 2019年3月2日閲覧。
    24. ^ 一般国道3号黒崎バイパス”. 北九州市. 2019年3月5日閲覧。
    25. ^ 提供統計一覧(総務省統計局、独立行政法人統計センター)
    26. ^ 昭和35年国勢調査(政府統計の総合窓口)
    27. ^ 昭和60年国勢調査(政府統計の総合窓口)
    28. ^ 大都市比較統計年表 > 人口(大阪市)
    29. ^ 平成27年国勢調査 調査の結果総務省統計局
    30. ^ a b 国勢調査結果の概要”. 北九州市企画調整局政策部企画課統計係. 2017年6月18日閲覧。
    31. ^ 北九州市政だより 昭和39年(1964年)10月15日号P.2
    32. ^ 北九州市政だより 昭和40年(1965年)2月15日号P.1
    33. ^ 北九州市政だより 昭和40年(1965年)8月1日号号外、同9月15日号P.2
    34. ^ 北九州市政だより 昭和41年(1966年)5月1日号P.1-3
    35. ^ 北九州市政だより 昭和41年(1966年)6月15日号P.1-2
    36. ^ 昭和42年夏の高温・少雨 昭和42年(1967年) 5月〜10月”. 気象庁. 2016年10月6日閲覧。
    37. ^ 北九州市政だより 昭和42年(1967年)11月1日号P.2
    38. ^ 北九州市政だより 昭和43年(1968年)10月1日号P.2
    39. ^ 北九州市政だより 昭和45年(1970年)4月15日号P.1
    40. ^ 北九州市政だより 昭和45年(1970年)4月15日号若松版P.8
    41. ^ 北九州市政だより 昭和45年(1970年)12月1日号P.2
    42. ^ 北九州市政だより 昭和46年(1971年)3月1日号P.2
    43. ^ 北九州市政だより 昭和47年(1972年)4月15日号P.1
    44. ^ 北九州市政だより 昭和47年(1972年)7月1日号P.3
    45. ^ 北九州市政だより 昭和47年(1972年)8月1日号P.3
    46. ^ 北九州市政だより 昭和47年(1972年)11月1日号P.1
    47. ^ 北九州市政だより 昭和48年(1973年)1月15日号P.1
    48. ^ 北九州市政だより 昭和49年1月15日号P4「五区から七区へ」 (PDF)
    49. ^ 北九州市政だより 昭和48年(1973年)11月1日号P.2
    50. ^ 北九州市政だより 昭和54年(1979年)12月15日号P.3
    51. ^ 北九州市政だより 昭和57年(1982年)4月15日号P.1
    52. ^ 洞海湾の水質汚濁の歴史 (PDF) 北九州港
    53. ^ 水環境保全技術研修マニュアル : 第17章 洞海湾 (PDF) 環境省
    54. ^ a b 釜石市との連携について”. 北九州市. 2019年9月2日閲覧。
    55. ^ 第1回南九州市・北九州市 両市長会談”. 北九州市. 2018年3月2日閲覧。
    56. ^ 株式会社朝日広告社の情報|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    57. ^ 株式会社井筒屋の情報|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    58. ^ 株式会社ウチヤマホールディングスの情報|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    59. ^ 株式会社カンノ製作所|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    60. ^ 北九州駅弁当株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    61. ^ 株式会社北九州銀行|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    62. ^ 北九州青果株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    63. ^ 北九州紫川開発株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2019年4月15日閲覧。
    64. ^ ギラヴァンツ北九州|事務所移転のお知らせ”. ギラヴァンツ北九州. 2021年10月6日閲覧。
    65. ^ 極東ファディ株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    66. ^ 株式会社CROSS FM|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    67. ^ 国際興業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    68. ^ 株式会社湖月堂|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    69. ^ 株式会社シダー|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    70. ^ 日鉄住金高炉セメント株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    71. ^ 株式会社ゼンリン|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    72. ^ 第一交通産業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    73. ^ 東京経済株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    74. ^ TOTO株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    75. ^ 東宝住宅株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    76. ^ 株式会社ナフコ|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    77. ^ 株式会社[日専連ベネフル|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    78. ^ 日本資源流通株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    79. ^ 日本磁力選鉱株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    80. ^ 株式会社不動産中央情報センター|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    81. ^ 三扇工業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    82. ^ リズム食品株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    83. ^ 株式会社ワールドインテック|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    84. ^ 株式会社YE DIGITAL|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2019年3月31日閲覧。
    85. ^ 株式会社資さん|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    86. ^ 株式会社スターフライヤー|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    87. ^ 株式会社タカギ|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    88. ^ 株式会社つる平|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    89. ^ 株式会社七尾製菓|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    90. ^ ニシラク乳業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    91. ^ 株式会社ハローデイ|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    92. ^ 北九州エル・エヌ・ジー株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    93. ^ 光和精鉱株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    94. ^ 第一警備保障株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    95. ^ 大光炉材株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    96. ^ ディー・エー・ピー・テクノロジー株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    97. ^ 戸畑共同火力株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    98. ^ 株式会社日本施設協会|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    99. ^ 濱田重工株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    100. ^ 岡野バルブ製造株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    101. ^ 関門汽船株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    102. ^ 関門製糖株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    103. ^ 九鉄工業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    104. ^ 株式会社九鉄ビルト|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    105. ^ a b 山九株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    106. ^ 会社概要”. 山九. 2017年6月18日閲覧。
    107. ^ 株式会社サンキュードラッグ|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    108. ^ a b 会社概要”. JR九州メンテナンス. 2017年6月18日閲覧。
    109. ^ JR九州メンテナンス株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    110. ^ 株式会社ジェネック|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    111. ^ 高藤建設株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    112. ^ a b 会社情報”. 阪九フェリー. 2017年6月18日閲覧。
    113. ^ 阪九フェリー株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    114. ^ 株式会社マツモト|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    115. ^ 株式会社かば田食品|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    116. ^ 北九州日産モーター株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    117. ^ 黒崎播磨株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    118. ^ 三洋ペイント株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    119. ^ 株式会社ジー・イー・エヌ|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    120. ^ 大英産業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2019年4月15日閲覧。
    121. ^ 株式会社高田工業所|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    122. ^ 株式会社デンソー九州|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    123. ^ ネッツトヨタ北九州株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    124. ^ 株式会社三井ハイテック|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    125. ^ 株式会社安川電機|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    126. ^ 株式会社ゆめマート北九州|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2019年4月15日閲覧。
    127. ^ 株式会社アステック入江|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    128. ^ 大石産業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    129. ^ 学校法人金澤学園|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    130. ^ 北九西鉄タクシー株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    131. ^ 九州日本信販株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    132. ^ 株式会社スピナ|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    133. ^ 株式会社タカミヤ|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    134. ^ 日鉄住金物流八幡株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    135. ^ 三島光産株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    136. ^ 吉川工業株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    137. ^ 株式会社EVモーターズ・ジャパン|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2023年2月18日閲覧。
    138. ^ AIR STATION HIBIKI株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    139. ^ シャボン玉石けん株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    140. ^ 鶴丸海運株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    141. ^ a b 若築建設株式会社|国税庁法人番号公表サイト”. 国税庁. 2017年6月18日閲覧。
    142. ^ 会社概要”. 若築建設. 2017年6月18日閲覧。
    143. ^ 会社沿革及び主要取引先”. 九州電気システム. 2017年6月18日閲覧。
    144. ^ 会社と製品の歴史
    145. ^ 日立金属 企業沿革
    146. ^ 完全子会社との会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)西日本鉄道、2014年12月18日http://www.nishitetsu.co.jp/pdf/ir/briefing/141218.pdf2015年1月27日閲覧 
    147. ^ a b ウニ”. 北九州市産業経済局農林水産部水産課. 2017年6月18日閲覧。

    参考文献

    編集

    関連項目

    編集

    外部リンク

    編集