ジェシナ
種類 | 公開会社 |
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市場情報 | Euronext: GFC |
本社所在地 |
フランス 75002 16 Rue des Capucines, パリ2区 |
設立 | 1959年 |
事業内容 | オフィスビル・住宅の賃貸 |
代表者 | メカ・ブルーネル(CEO) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ジェシナ(仏: Gecina S.A.)は、フランス・パリに本拠を置く不動産投資(REIT)・管理会社。現在はパリのオフィスビル賃貸が中心事業であり、他にパリ首都圏地域での住宅賃貸を行っている。ユーロネクスト・パリ上場企業(Euronext: GFC )。
沿革
[編集]第二次世界大戦後のベビーブーマー世代の成長を受け、フランス政府はパリ地域の住宅開発を促進するためにSIIと呼ばれる新たな法律を制定し、これに応える形で約20の不動産会社が新たに設立された[1]。ジェシナはそのうちの一つとして1959年1月、Groupement pour le Financement de la Construction(GFC)の名称で設立された[1]。この時期に設立された不動産企業はのちに合併し、そのうち1990年には12の企業が残ったが、1990年代前半の不動産不況を受けてさらに業界の再編が進み、GFCは1997年にFoncinaを、1998年にUnion Immobilier de FrancとLa Foncière Vendômeをそれぞれ買収、1999年には中規模のSefimegを[1]、2003年にはSimcoを買収し、パリ地域の大手不動産会社へと規模を拡大した[2]。なお、1998年12月、GFCとFoncinaを合成する形で、社名を現在のジェシナに改めている[1]。2017年6月、同業のEurosicの株式の大半を買収した[3]。
設立以降、住宅賃貸を専業として行ってきたが、1993年に商業用不動産の保有を開始し、現在はオフィスビルの賃貸が約8割となっている[4]。保有不動産の多くはパリ市内と周辺地域が9割以上となり、パリ中心部と共に、高層ビルの並ぶラ・デファンス地区で多くのオフィスビル賃貸を行っており、他方リヨンなど地方都市における不動産保有は少数となっている[4]。株主は長く関係を保つクレディ・アグリコルに加え、2015年以降はカナダ・ケベック州のIvanhoé Cambridgeやノルウェー中央銀行の出資が多くなっている[4]。
出典
[編集]- ^ a b c d “History” (フランス語). Gecina S.A.. 2018年3月10日閲覧。
- ^ “Gecina boucle sa fusion avec Simco” (フランス語). Les Echos (2002年12月5日). 2018年3月10日閲覧。
- ^ “Eurosic signs agreement with Gecina regarding acquisition by Gecina” (英語). ロイター (2017年6月21日). 2018年3月10日閲覧。
- ^ a b c “2017 Annual Report” (PDF) (英語). Gecina S.A.. 2018年3月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Gecina (@gecina) - X(旧Twitter)
- Gecina Paris - YouTubeチャンネル