Aena
表示
マドリードの本社 | |
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | BMAD: AENA |
本社所在地 |
スペイン マドリード |
設立 | 1991年11月 |
事業内容 | 空港サービス会社 |
代表者 | Maurici Lucena Betriu(CEO) |
主要株主 | EMAIRE(51%) |
外部リンク | https://www.aena.es/en/corporative/corporative.html |
Aena(Aena S.M.E, S.A.、Aeropuertos Españoles y Navegación Aérea、アエナ)は、スペイン・マドリードに本拠を置く空港運営企業。マドリード証券取引所上場企業(BMAD: AENA)。公共企業体のENAIREが、株式の51%を保有する。
沿革
[編集]1991年11月、国営のスペイン空港・航空管制公団として設立された[1]。2010年12月、スペイン政府の債務削減策の一環として、Aena Aeropuertos S.A.を設立した上での経営改革が発表され[2]、2014年3月に段階的な株式の売却が決定[3]、2015年2月から、公共企業体ENAIRE傘下の株式公開企業となり[1]、スペインにおけるIPOとしては、2007年のカイシャバンクに次ぐ、過去2番目の初値を記録した[4]。企業名は2014年7月にAena,S.A.に、2017年4月にAena S.M.E,,S.A.に変更されている[1]。
世界最大の利用者数を持つ空港管理会社であり[5]、スペイン国内の46空港と2ヘリポートを運営するほか、グループのGrupo Aeroportuario del Pacíficoを通じてメキシコにおける12空港とジャマイカにおける1空港を、グループ企業を通じコロンビアにおける2空港をそれぞれ運営、また2013年、ロンドン・ルートン空港の株式の過半数を買収した[6]。
売上中、スペイン国内の空港運営事業が6割強のほか、空港内の商業施設による売上が3割弱、海外事業が5%前後、このほか不動産事業などを手がけている[7]。
主な運営空港
[編集]- スペイン
- アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港
- バルセロナ=エル・プラット空港
- パルマ・デ・マヨルカ空港
- マラガ=コスタ・デル・ソル空港
- アリカンテ=エルチェ空港
- グラン・カナリア空港
- テネリフェ・スール空港
- ア・コルーニャ空港
- アルメリア空港
- アストゥリアス空港
- イビサ空港
- グラナダ空港
- サラゴサ空港
- サラマンカ空港
- サン・セバスティアン空港
- サンタンデール空港
- サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港
- ジローナ=コスタ・ブラバ空港
- セビリア空港
- バリャドリッド空港
- バレンシア空港
- パンプローナ空港
- ビトリア空港
- ビルバオ空港
- マドリード=クアトロ・ビエントス空港
- ムルシア=サン・ハビエル空港
- ランサローテ空港
- レウス空港
- イギリス
- ロンドン・ルートン空港
- メキシコ
- ヘネラル・アベラルド・L・ロドリゲス国際空港(ティフアナ)
- ドン・ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ国際空港(グアダラハラ)
- インテルナシオナル・デ・グアナフアト空港(グアナフアト)
- ロス・カボス国際空港(ロス・カボス)
- ロス・モチス空港(ロスモチス)
- メヒカリ国際空港(メヒカリ)
- フランシスコ・ムヒカ将軍国際空港(モレリア)
- ジャマイカ
- サングスター国際空港(モンテゴ・ベイ)
- コロンビア
- アルフォンソ・ボニージャ・アラゴン国際空港(サンティアゴ・デ・カリ)
- カルタヘナ空港(カルタヘナ)
出典
[編集]- ^ a b c “History” (英語). Aena S.M.E.,S.A.. 2020年3月9日閲覧。
- ^ “スペイン、債務削減に向け空港・宝くじ事業を一部民営化へ”. ロイター (2010年12月2日). 2017年5月28日閲覧。
- ^ “スペイン国営空港運営会社、年内上場へ”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2014年3月9日). 2017年5月28日閲覧。
- ^ “Aena, World’s busiest airport group in record-breaking IPO” (英語). CNBC (2015年2月11日). 2017年5月28日閲覧。
- ^ “Company profile” (英語). Aena SME,S.A.. 2017年5月28日閲覧。
- ^ “Aena to acquire London Luton airport” (英語). DFNI Online (2013年8月1日). 2017年5月28日閲覧。
- ^ “2019 Results Presentation” (PDF) (英語). Aena S.M.E, S.A. (2020年2月25日). 2020年3月9日閲覧。