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唐沢町

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日本 > 愛知県 > 岡崎市 > 唐沢町
唐沢町
中央緑道の南端
中央緑道の南端
唐沢町の位置(愛知県内)
唐沢町
唐沢町
唐沢町の位置
北緯34度57分18.92秒 東経137度10分3.34秒 / 北緯34.9552556度 東経137.1675944度 / 34.9552556; 137.1675944
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 岡崎市
地区 本庁地区
面積
 • 合計 0.035823972 km2
人口
2019年令和元年)5月1日現在)[2]
 • 合計 49人
 • 密度 1,400人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
444-0043[3]
市外局番 0564(岡崎MA[4]
ナンバープレート 岡崎

唐沢町(からさわちょう)は、愛知県岡崎市町名。現行行政地名は唐沢町1丁目と唐沢町(丁目設定なし)。

地理

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岡崎市の西部に位置し、中心街の一角に相応する。

河川

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番地

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  • 2
  • 3
  • 5
  • 7
  • 8
  • 9
  • 11

世帯数と人口

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2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
唐沢町 22世帯 49人

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

番・番地等 小学校 中学校 高等学校
全域 岡崎市立三島小学校 岡崎市立竜海中学校 三河学区

歴史

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おかざきからさわまち
岡崎唐沢町
廃止日 1889年10月1日
廃止理由 新設合併
岡崎横町、岡崎亀井町岡崎久右衛門町岡崎魚町岡崎康生町岡崎材木町岡崎十王町岡崎松本町岡崎上肴町岡崎伝馬町岡崎田町岡崎唐沢町岡崎島町岡崎投町岡崎能見町岡崎八幡町岡崎板屋町岡崎福寿町岡崎門前町岡崎祐金町岡崎裏町岡崎両町岡崎連尺町岡崎六地蔵町岡崎籠田町菅生村中村梅園村八帖村六供村岡崎町
現在の自治体 岡崎市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
額田郡
岡崎唐沢町役場
所在地 愛知県額田郡岡崎唐沢町
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額田郡岡崎唐沢町を前身とする。

沿革

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  • 1889年明治22年)10月1日 - 町村制施行に伴い、岡崎横町・岡崎亀井町・岡崎久右衛門町・岡崎魚町・岡崎康生町・岡崎材木町・岡崎十王町・岡崎松本町・岡崎上肴町・岡崎伝馬町・岡崎田町・岡崎唐沢町・岡崎島町・岡崎投町・岡崎能見町・岡崎八幡町・岡崎板屋町・岡崎福寿町・岡崎門前町・岡崎祐金町・岡崎裏町・岡崎両町・岡崎連尺町・岡崎六地蔵町・岡崎籠田町・菅生村・中村・梅園村・八帖村・六供村が合併し、岡崎町大字唐沢となる[6]
  • 1916年大正5年)7月1日 - 市制施行に伴い、岡崎市大字唐沢となる[7]
  • 1917年(大正6年)7月1日 - 唐沢町に改称[8]
  • 1957年(昭和32年)11月15日 - 1丁目を設置[8]

中央緑道の再整備、桜城橋の建設

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豊川信用金庫岡崎支店跡地。2017年10月に岡崎城総構えの発掘調査が行われた[9]

2014年(平成26年)8月28日、岡崎市は乙川リバーフロント地区整備計画の概要を発表した。人道橋の建設、中央緑道の再整備などが計画に盛り込まれた[10][11]

2015年(平成27年)10月24日、乙川人道橋(仮称)の工事が着工[12]

2016年(平成28年)、乙川人道橋の初期の工事において、ボーリング調査の見立てよりも浅い位置に岩盤線があり、かつ硬い岩質であることが判明。そのため市当局は、同年4月8日に市議会臨時会を開き、「(仮称)乙川人道橋橋りょう下部工事その1」の契約金額「5億3,116万6,680円」を1億8,198万4,320円増額し、「7億1,315万1,000円」に変更した。また、下部工事その1の完成期限を「2016年7月29日」から1年延長し、「2017年7月31日」とした[13]

同年、中央緑道の工事に伴い、市は豊川信用金庫岡崎支店の土地を3億6,000万円で買収[14]。同支店は2017年(平成29年)に取り壊され、竜美南2丁目に移転した[15]

2019年(平成31年)3月6日、岡崎市は、乙川人道橋の名称は公募により「桜城橋(さくらのしろばし)」に決まったと発表した[16]

2020年(令和2年)2月26日、「中央緑道等(桜城橋橋上広場と橋詰広場)整備運営事業」の事業予定者が三菱地所を代表企業とするグループに決定した。豊川信用金庫があった「橋詰広場」(808m2)にはコーヒーショップ、シェアキッチン、売店などが建てられることとなった[17][18]

同年3月22日、桜城橋が開通した。建設費は約21億5,000万円(うち9億4,000万円は国の補助金)[19]。2021年(令和3年)4月には橋上に長さ56メートル、幅6メートルの建物が設けられ、カフェやレストランなど8店舗が入る予定[20]

交通

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施設

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ギャラリー

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ 愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
  2. ^ a b 支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
  5. ^ 岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
  6. ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 640.
  7. ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 641.
  8. ^ a b 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 642.
  9. ^ 岡崎城総構え発掘調査” (PDF). 岡崎市役所 (2017年10月28日). 2020年10月25日閲覧。
  10. ^ “乙川リバーフロント整備計画概要発表 総事業費約100億円 岡崎市 人道橋は29年度完成予定”. 東海愛知新聞. (2014年8月29日). http://www.fmokazaki.jp/tokai/140829.html 2014年8月29日閲覧。 
  11. ^ 乙川リバーフロント地区整備計画 概要 資料2 - 岡崎市
  12. ^ 乙川人道橋、着工へ”. 内田康宏のブログ (2015年11月16日). 2020年3月2日閲覧。
  13. ^ 岡崎市議会議事録 平成28年4月臨時会 - 04月08日 - 06号。
  14. ^ 岡崎市議会議事録 平成28年12月定例会 - 12月02日 - 20号。
  15. ^ 岡崎支店が新築移転オープンしました。 - 豊川信用金庫
  16. ^ 横田沙貴 (2019年3月7日). “人道橋の名称は「桜城橋(さくらのしろばし)」 通りの愛称は「天下の道」に”. 東海愛知新聞. http://www.fmokazaki.jp/tokai/190307.php 2019年7月14日閲覧。 
  17. ^ 岡崎市QURUWAプロジェクト(中央緑道等(桜城橋橋上広場と橋詰広場)整備運営事業)の公募設置等予定者の決定について” (PDF). 岡崎市役所 (2020年2月26日). 2020年3月2日閲覧。
  18. ^ 鎌田旭昇「岡崎のコンベンション施設と桜城橋飲食店 建設・運営事業者決まる」 『中日新聞』2020年2月27日付朝刊、西三河版、18面。
  19. ^ 横田沙貴 (2020年3月24日). “桜城橋が開通 徳川四天王石像2体も披露”. 東海愛知新聞. http://www.fmokazaki.jp/tokai/200324.php 2020年3月24日閲覧。 
  20. ^ 鎌田旭昇「広~い橋 歩行者専用 岡崎 幅19メートル長さ121メートル『桜城橋』開通」 『中日新聞』2020年3月23日付朝刊、三河版、10面。
  21. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。

参考資料

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 
  • 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。 

関連項目

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外部リンク

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