大関弘政
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大関 弘政(おおぜき ひろまさ、1934年 - )は、日本の劇作家・舞台演出家。元宝塚歌劇団座付作・演出家。
略歴
[編集]横浜市出身。学習院大学卒業後、宝塚歌劇団に入団。1963年、「山彦乙女」でデビュー。
1994年、星組公演「若き日の唄は忘れじ」作・演出をもって退団。その後、宝塚音楽学校で演劇講師に就任し、2011年退職。2015年まで宝塚大学にて特任教授。劇団わらび座では「春秋山伏記」、「鬼ンこおばこ」を手掛けた[1]。
作品
[編集]- 宝塚新芸劇場
- 「山彦乙女」(1963年)星組
- 「不思議な赤穂浪士」(1965年)花組
- 宝塚大劇場
- 「おてもやん 」(1967年)雪組
- 「鐘つき与七」(1969年)花組
- 「能登の恋歌」(1969年)雪組
- 「禁じられた初恋」(1970年)花組
- 「恋人たち」(1970年)星組
- 「川は光る」(1971年)月組
- 「蒼き湖」(1972年)月組
- 「れんげ草」(1973年)雪組
- 「夢みる恋人たち」(1975年)花組
- 「紙すき恋歌」(1976年)月組
- 「宝舞抄」(1977年)※演出(作:白井鐵造)/花組
- 「わが愛しのマリアンヌ」(1977年)※演出(作:高木史朗)/月組:榛名由梨
- 「遙かなるドナウ」(1978年)※脚色・演出(原作:モルナール・フェレンツ「白鳥」)/花組:松あきら、北原千琴
- 「スリナガルの黒水仙」(1980年)月組:榛名由梨、五條愛川
- 「アルカディアよ永遠に」(1982年)花組:松あきら、順みつき
- 「こぶし咲く春」(1983年)星組:瀬戸内美八、姿晴香
- 「名探偵はひとりぼっち」(1984年)※脚色・演出(原作:赤川次郎) /花組:高汐巴、若葉ひろみ
- 「微風のマドリガル」(1986年)花組:高汐巴、秋篠美帆
- 「サマルカンドの赤いばら」(1987年)雪組:平みち、神奈美帆
- 「恋と霧笛と銀時計」(1988年)月組:剣幸、こだま愛
- 「春の風を君に…」(1991年)花組:大浦みずき、ひびき美都、朝香じゅん
- 「若き日の唄は忘れじ」(1994年)※脚色・演出(原作:藤沢周平「蟬しぐれ」)/星組:紫苑ゆう、白城あやか
- 宝塚バウホール
- 「恋とかもめと六文銭」(1979年)月組:榛名由梨、大地真央
- 「若草物語」(1980年)※脚色・演出(原作:オルコット)/雪組:真乃ゆりあ、草笛雅子、美風りざ、北いずみ
- 「恋の特ダネ」(1981年)雪組:麻実れい、遥くらら/花組:高汐巴、若葉ひろみ
- 「天明ふあんたじい―まぼろしの浮世絵師」(1981年)月組:大地真央、剣幸
- 「忘れじの歌」(1982年)※演出担当/作:白井鐵造/星組:峰さを理、秋篠美帆
- 「恋と十手と千両箱」(1983年)月組:剣幸、こだま愛
- 「夜霧のモンパルナス」(1984年)月組: 剣幸、春風ひとみ
- 「愛…ただ愛―エディット・ピアフ物語」(1985年)月組:条はるき、旺なつき
- 「黒いチューリップ」(1985年)※脚色・演出(原作:A・デュマ)/雪組:一路真輝、小乙女幸
- 「誇りたかき愛の詩」(1987年)※脚色・演出(原作:A・デュマ「メゾン・ルージュの騎士」)/雪組:杜けあき、仁科有理
- 「誓いの首飾り」(1989年)※脚色・演出(原作:ツルゲーネフ「春の水」)/星組:紫苑ゆう、青山雪菜
- 「エル・アミーゴ」(1990年)花組: 安寿ミラ、華陽子
- 「花のもとにて春―ある日の牛若丸」(1990年)雪組:高嶺ふぶき、轟悠
- 「ドニエブルの赤い罌粟」(1992年)花組:真矢みき、月影瞳
- 「セ・ラムール―さすらいの地中海」(1993年)雪組:香寿たつき、渚あき
劇団わらび座
[編集]- 「男鹿の於仁丸」(1995年 - 1998年[3])再演(2003年~2004年[4])
- 「春秋山伏記」(1996年 - 1999年[5])再演(2003年~2004年[6]) ※原作:藤沢周平
- 「鬼ンこおばこ」(2000年 - 2001年[7])
- 「北浦おこん」(2000年 - 2001年[8])
- 「おらとかあちゃんの祝い歌」(2002年[9])
- 「雲巌寺の鐘つき男」(2003年[10])
- 「十三の砂山」(2003年,2012年[11])
- 「笑いはつづく GO ON! GO ON! 〜舞天 沖縄のチャップリンと呼ばれた男〜」(2015年)
脚注
[編集]- ^ http://www.warabi.jp/yamabushi/ozeki00.html
- ^ 「夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史」より
- ^ http://www.warabi.jp/onimaru/index.html
- ^ http://www.warabi.jp/onimaru03/index.html
- ^ http://www.warabi.jp/yamabushi/index.html
- ^ http://www.warabi.jp/yamabushi03/index.html
- ^ http://www.warabi.jp/oninko/index.html
- ^ http://www.warabi.or.jp/mini/okon/index.html
- ^ http://www.warabi.or.jp/mini/iwaiuta/index.html
- ^ http://www.warabi.or.jp/mini/kanetuki/index.html
- ^ http://www.warabi.or.jp/mini/tosa/